【MotoGP】バレンティーノ・ロッシが9回目の総合優勝〜世界王者の名パフォーマンス
(Sportiva 2009年10月27日掲載) 2009年10月29日(木)配信
第16戦マレーシアGPで、バレンティーノ・ロッシが9回目となる世界チャンピオンを獲得した。125ccと250ccで各1回、最高峰クラスは今回で7回目という快挙である。
レース前には「できれば優勝してチャンピオン獲得を飾りたい」と語っていたとおり、予選ではPPを獲得。ケーシー・ストーナー(ドゥカティ)やダニ・ペドロサ(ホンダ)との熾烈なバトルを予感させたが、決勝直前になってスコールが降り始めた。
熱帯地域特有の天候とはいえ、今回のレースウィークでは一度も雨に悩まされることがなく、終始完璧なドライセッションのなかで全員がマシンセッティングを積み上げてきただけに、決勝レースは予断を許さない状況となった。
約30分遅れで始まったレースは、いきなり履いたレインタイヤにもかかわらず圧倒的な速さを披露したストーナーが、序盤から後続を引き離して独走優勝。2位にはペドロサ。不得意と言われ続けたレインコンディションで初めての表彰台を獲得し、苦手意識を払拭した格好だ。
ポールポジションからスタートしたロッシは、スタートを成功させてトップで1コーナーに飛び込んでいくものの、「ブレーキングに1年くらい時間がかかってしまった(笑)」ためにオーバーラン気味にアウト側へとはらんでゆき、一気に10番手まで順位を落としてしまう。
しかし、その後着実に順位を回復し、最後は意地と技術で3位チェッカー。表彰台上でチャンピオン獲得を祝福した。
ウィニングランでは、<Gallina vecchia fa buon brodo(年とった雌鳥からはいいダシが出る)>とイタリア語でプリントされたチャンピオンTシャツを身に纏い、9個目の産卵を意味する卵を携えて見せた。
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