【スピードスケート】女子期待の新鋭が国内最高記録で優勝〜全日本距離別選手権
(Sportiva 2009年10月30日掲載) 2009年11月4日(水)配信
W杯前半戦の代表選考会も兼ねた10月23日からの全日本スピードスケート距離別選手権。バンクーバー五輪でメダル奪還を狙う日本チームに新星が登場した。
女子500mと1000m、1500mの3冠を獲得した23歳の小平奈緒だ。
特に目を見張るような滑りをしたのは2日目の1000mだった。インスタートの小平はアウトレーンでスタートから飛ばす岡崎朋美を追いかけて200mを18秒19で通過、そこからの400mを28秒03で滑って岡崎の前へ出ると、ラスト1周も30秒57でカバーして1分16秒79でゴール。
このタイムは三宮恵利子が持つ1分16秒81の国内最高記録を、9年ぶりに更新するものだった。
「17秒を切れればいいかなと思っていたけど、国内最高までは出ると思っていなかったのですごく嬉しいです。スタートでは岡崎さんが速くてちょっと慌てたけど、最初のカーブの半分くらいからは『氷を捕らえていかなければ最後が辛くなる』と思って……。200mから600mのラップでずっとやってきたイメージの“楽にスピードを乗せていける”感覚の滑りができたから良かったと思います」
こう言う小平を指導する結城匡啓コーチは「250mからの第2カーブが良かった。三宮さんのコーナーの滑りにやっと追いついた」と評価する。そこの滑りは小平自身が卒論のテーマとして研究し、身につけようとしていたものだった。
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