NECエレクトロニクスとルネサステクノロジ、破談の危機乗り越えゴールイン...
(東洋経済オンライン 2009年09月30日掲載) 2009年10月2日(金)配信
破談の危機もあったが… [拡大]
基本合意から約3カ月。国内半導体大手のルネサステクノロジ(日立製作所55%、三菱電機45%出資)とNECエレクトロニクス(NECエレ)が来年4月の事業統合で正式に合意した。
当初の予定は7月末だったが「互いに自社工場を高く評価するなど、譲り合わない」(関係者)ことも交渉を長引かせた。巨額の負債を抱えるルネサスに、NECエレ幹部は「財務の健全度合いが違いすぎる」と言い、再編費用をにらんだ親会社による増資負担の割合もネックとなった。
8月中旬には交渉打ち切り寸前まで行ったが、損益の振れ幅が大きい半導体事業を放置できない親会社の事情が“婚約破棄”を踏みとどまらせた。結局、統合に際し合計2000億円の増資を行い、日立が825億円、三菱が675億円、NECが500億円を引き受ける。出資比率はNEC33%、日立30%、三菱25%となり、新会社の社長はルネサス社長、NECエレ社長の会長就任が決まった。
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