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経済

強気相場は今後2年ぐらい続く。新興国市場への投資比率引き上げを――“伝説のファンドマネジャー”アントニー・ボルトン氏に聞く

東洋経済オンライン 2009年10月23日掲載) 2009年11月2日(月)配信

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アントニー・ボルトン氏(写真:今井康一 =東経オンライン) [拡大]

 世界の株式市場は大きく回復してきたが、問題はここからの展開。「伝説のファンドマネジャー」の異名も持つフィディリティ・インベストメント・インターナショナル社長のアントニー・ボルトン氏は、「今回の強気相場はあと2年ぐらい続く」と見ており、特に中国株をはじめとした新興国市場の投資ウエートを高めるべきと推奨している。週刊東洋経済2008年12月27日号で「2009年は株高の年」と予想した同氏だが、強気を続ける理由とは。

――世界の株式市場を見るうえで重視する点は何か。

 3つの重要な点をウォッチしている。強気・弱気相場のパターン、センチメント(市場心理)、バリュエーション(価値評価)の3つだ。

 株式市場は7カ月ぐらい前にブル・マーケット(強気相場)に入った。経験則から行けば、この強気相場はあと2年ぐらい続くだろう。

 センチメントについて言えば、プロの投資家の多くが依然として先行きに慎重姿勢を保っている。今年の大幅な株価回復は、そうした慎重な投資家が乗り遅れまいと株式に戻ってきたことが背景にあった。その状況にあまり変化がない。

 それからバリュエーションについては、株式は歴史的に見て依然割安な状況にあり、ポジティブだ。

 全体的に言えば、もはや昨年末から年初にかけてのようなバーゲンプライスの水準ではないが、上昇余地は十分にあると見ている。

――強気相場も来年にかけてかなり性質が変わってくるか。

 強気相場の第一段階では、最も値下がりした銘柄が最も大きく反発する。今回の場合のリーダーは素材、工業関連株だった。この第一段階の相場は今年末ごろには終わるだろう。

続きを読む : 次の第二段階においては、欧…

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