左翼守備の練習に身が入る松井。第3戦の先発はあるか(リョウ藪下撮影) [ 拡大 ]
メジャーのワールドシリーズ「ヤンキースvsフィリーズ」は1勝1敗のタイで決戦の場所をフィリーズの本拠地、フィラデルフィアに移した。松井秀喜外野手(35)は30日、敵地シチズンズパークでの練習に参加、バッティングや守備に汗を流した。
29日のヤンキースタジアムでの第2戦で、決勝弾を放った松井に対し、注目はDHのない第3戦で左翼先発するか。改めて松井のバットが勝利を大きく呼び込むことがハッキリしたことから、番記者たちは「先発で使え!」の大合唱。
ワシントン・ポスト紙(電子版)は「マツイがベンチに座るとは思えない。第3戦に向けてのヤンキース最大の戦略が松井の守備だ」。ハートフォード・クーラント紙は「マツイは、形が崩れないようにソフトボールを抱かせて眠らせていた青いグラブを久々に取り出した」と報じ、松井が守備に意欲的になっていると強調した。
決断を迫られた格好のジラルディ監督は頭を抱えているようだ。「様子を見てみるつもりだ。まずはマツイがどんなふうに動けるかを見なければいけない。これまでの活躍を考えると彼のバットをムダにしたくない」と、第3戦での松井の左翼先発の起用について、明言を避け続けている。
松井自身は、「どのくらい自分の守備に自信が持てるかは、いざ試合に出てみるまでわからない。昔のように守れるかって? やってみるまで答えは出せないとしか言いようがない」と語るに留めている。
松井が先発でないにしろ、左翼の守備についた場合、2008年6月15日のアストロズ戦以来となる。