ゴルフ
- [←]前の記事
- 次の記事[→]
賞金王・片山晋呉が教える「9年連続で1億円を稼ぐ方法」
2009年5月28日(木)13時16分配信 ゆかしメディア
-PR-
プロゴルフのマスターズ、世界中のゴルファーなら誰もが憧れる夢の舞台に立ち、そして最終日、優勝争いをしてホールアウトするまで注目を集める。誰もが決してここまでたどり着くわけではない。しかし今年4月、片山晋呉選手が日本のゴルフファンに夢を見させてくれた。トップから2打差4位という日本の選手としては最も優勝まで近づいたからだ。
片山選手は5歳でラウンドデビュー、水城高校、日本大学とアマチュアゴルフ界のエリート街道を歩んできた。1995年にプロテストに合格し、1998年にツアー初勝利。2000年に初の賞金王(計5回)に輝き、以降9年連続で賞金1億円以上を稼ぐ。
しかし、ここにいたるまでの道のりは決して平坦ではない。むしろトップに立った者だけにしかわからない苦難も数多くあるはず。このたび東京都内の日本外国特派員協会で取材に応じ、毎年1億円を稼ぐ方法とはどのようなものか、勝負の世界で勝ち残る方法とは。また、トレードマークのカウボーイハットの秘密、そして注目の石川遼選手にいたるまで語った。
■コンプレックスを克服して賞金王に
今や、カウボーイハットを被っていない片山選手は想像できない。ただし、ゴルフ界広しといえど、他に被っている選手は見当たらない。ちなみに片山選手が被り始めたのは2000年の途中から。それまでは普通のキャップでプレーしていたことを覚えているファンも多いだろう。あえて変えたのは、ちゃんと秘密があったからだ。その理由とは、コンプレックスを克服するためでもあった。
勝負の世界で生き残り、そして頂点を目指すためには、たとえ、他人から見てどんなに些細なコンプレックスも、時として命取りになりかねない。帽子を早く被っていれば、片山選手はもっと早く賞金王になっていたかもしれない。
「(カウボーイハットは)2000年の夏ごろに知りました。全国のゴルフショップに飾ることになったパネル写真の、自分の笑った顔が大きく見えたんです。元々エラが張っているのに…」
プロゴルファーとは衆目を集める存在。そんなことではプレーに集中できるはずもなく、確実に損をしていたことになる。そこで…。
「視線を上に持っていくことを思いついたんです。それで視覚作用を利用するために渋谷の109に帽子を買いに行きました。それを(契約中の)メーカーに持っていって11月から試合で被るようにしました。そうしたら(2000年の)残り4試合のうち、3試合で優勝できたんですよ。それで初めて賞金王になりました。ものすごい幸運を運んできてくれたので今でも被っています」
そこからの快進撃は言うまでもない。コンプレックスを隠す術を覚えた男はさらに強くなる、ということなのか。最近はさらに「ヒゲでシャドウをかけてますけどね」と念を入れている。今年のマスターズが妙にたくましく見えたのも、それがあるのかもしれない。
■マスターズの活躍の裏には
「まずは体が一番です。次に技術。そして次に心が来ます」
心技体とよく言うが、片山流は体技心のようだ。まずトップアスリートである以上、体が資本であるのは当然だろう。その上で片山選手は独自に、日本の武術(合気道、能など)を取り入れたスイングを磨いているのだという。これは、海外で戦う日本人が、誰もが一度は経験することであろう体格差を埋めるために独自に編み出したものだ。
そして技術と心。「人間て、なかなか練習と同じことができない。それはプレッシャーがあるからです。だから、そのプレッシャーを上回る技術を身につけなければいけないと考えます。そして、これを入れたら優勝という場面では経験が大事になります。若い選手が続けて優勝できないのは、経験が足りないからです。何度も何度も悔しい思いをして初めて、強くなるんです。その心の問題より前の段階(技術)を消していければと思っています」
体と技術を鍛錬し、悔しい経験を何度も経たことが、今年の活躍につながったようだ。そのためには、もちろん夢を持たなければ頑張ることはできない。では、片山選手はどのような夢の描き方で、ここまでたどりついたのだろうか。
■まずはオーガスタの舞台に立つことを目標に
片山選手の夢の描き方は、一気に最終目標までいかない。段階的に目標を設定しているということだ。
「まず『あそこに出たい』というところから始まって、オーガスタに乗り込むことができました。次に60台(スコア)を出したいと思うようになって、60台が出ました。そして最終日にボードに自分の名前を載せようと思うようになりました。喜びや次の目標を感じながら、それを受け止めて次に向かっていきたいと思っています」
一気に夢はかなえるのも良いが、少しずつ階段を上っていくから楽しいのかもしれない。そして、来年の目標は、当然優勝ということになるだろう。日本人メジャー初制覇の偉業を達成している瞬間が早ければ来年、われわれは目の当たりにしているかもしれない。(次回は『わが子を石川遼君にする方法』)
■YUCASEE(ゆかしメディア)で人気の記事
1.アジア一の美女はこの人
2.東大よりハーバードを目指す高校生たち
3.売れっ子作家も驚くブログの作り方