オールブラックスのメンバーと並ぶ岡田監督。こんな強豪と試合ができたら… [ 拡大 ]
日本サッカー協会の犬飼基昭会長(67)が、きょう28日に渡欧。スペイン、エスパニョールの中村俊輔(31)、ドイツ、ヴォルフスブルクの長谷部誠(25)を視察するというが、これは表向きの名目。2軍相手ばかりが続いている岡田ジャパンの強化試合の直談判にいく。「何試合か? それは誘導尋問かな…。複数の国ということです。クラブチームはない」と犬飼会長は強豪とのマッチメークに自信満々だ。
その候補は、(1)イングランド(2)スペイン(3)アルゼンチン(4)イタリアと、強豪国がズラリ。そもそも代表戦のマッチメークは日本サッカー協会の代表チーム部の管轄だが、このところ失態続き。今月の国内で行われた親善試合(対スコットランド、トーゴ)は2軍相手となり、来月18日に決まりかけていたイタリアとの親善試合も、アジア杯予選の公式戦(対香港)の日程を動かせずにお流れになった。
トーゴ戦では岡田監督が中継したTBSの試合後のインタビューを無視する“事件”も起きたが、「あれはTBSへのアテツケではない。あまりに歯応えのない相手ばかり連れてくる日本協会への抗議の意味もあるんです」と話す協会関係者もいる。
【イングランド、スペインが有力】
岡田監督は27日、都内で行われたラクビーのニュージーランド代表オールブラックスのトークショーに参加。「高校の時の授業はサッカーではなくラクビーだった。もちろんメガネをかけてプレーしていました」とエピソードも披露。来月9日の新ユニホーム発表会が、酒井法子被告の判決日とバッティングして、注目度低下が必至の状況となるなど、チームはご難続きだが、「ボロカス言われているのは慣れていますよ。前回(1998年W杯)は、自宅が24時間警備を受けていたりしましたから。また、こんなことをいうとたたかれるかな」と終始笑顔でトークショーを盛り上げていた。
いまのところ3月に3泊5日の弾丸ツアーで渡英し、イングランドと対戦することが最有力。また来年のW杯優勝候補の筆頭のスペインとはユニホームサプライヤーが同じアディダス社とあって、W杯直前での激突が濃厚だ。今回の犬飼外交が岡田ジャパンのターニングポイントになる。犬飼会長の帰国は来月5日。吉報を持って、帰って来られるか。(夕刊フジ編集委員・久保武司)