ヤマハとセカイカメラがコラボしたCEATEC JAPAN2009、歌う女性ロボットも
2009年10月8日(木)15時53分配信 BCN
スタッフが「ディスクラビア E3」を演奏 [ 拡大 ]
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テンポや強弱もそのままに、演奏を記憶・再現するピアノ
ヤマハによるショーが始まると、スタッフが自動演奏ピアノ「ディスクラビア E3」を演奏し始めた。その様子をほかのスタッフがビデオカメラで撮影する。ここまではいたって普通だが、演奏が終わってからがこのピアノのすごいところ。なんと、YouTubeにUPされた先ほどの演奏映像に合わせて、演奏を自動で再現し始めた。弾くテンポや音の強弱まで、スタッフの演奏とまったく同じ。動画と演奏がぴったり合っている。
仕組みは、演奏情報を「Piano Lifelog」という技術でサーバーに蓄積、動画/オーディオ情報をビデオカメラからPC、PCからYouTubeなどWeb上にUP。演奏、動画、オーディオのデータを「ディスクラビア E3」が同期することで、演奏を再現している。
この技術によって、例えば地球の裏側で行われているアーティストのライブ映像に合わせて「ディスクラビア E3」がリアルタイムに演奏を再現。家にいながら、ライブ会場で聴く演奏と同じものを体感できるという。
また、子供の演奏を「Piano Lifelog」によって蓄積しておけば、成長記録として当時のままの演奏と映像で振り返ることもできる。
iPhoneとピアノで連弾、「セカイカメラ」とのコラボも
続いて、iPhoneアプリとデジタルピアノを組み合わせたデモが披露された。今回ヤマハのピアノとコラボするのは、ブロックが落ちてくるリズムに合わせて画面の鍵盤を指でたたけば、ゲーム感覚でピアノが弾けるアプリ「Finger Piano Share」。もう一つは、現実空間にテキスト、写真、音声などの「エアタグ」と呼ばれる情報を残すことができ、iPhoneのカメラでのぞけば、その場所に残された「エアタグ」を閲覧することができる、今注目の拡張現実(AR)アプリ「セカイカメラ」。
まず、スタッフによるデジタルピアノの演奏データをサーバーに保存。すると、演奏データを「エアタグ」として会場内に投稿できる。iPhoneで「セカイカメラ」を起動して投稿された「エアタグ」をタッチ。「FingerPiano Share」が立ち上がり、落ちてくるブロックに合わせて鍵盤をたたけば、先ほどのデジタルピアノの演奏を再現できる。
これを応用し、「FingerPiano Share」で弾いた楽曲を無線LAN経由でデジタルピアノに演奏させ、iPhoneとピアノによる連弾も披露された。
女性型ロボット「HRP-4C 未夢(ミーム)」が「津軽海峡冬景色」を披露
ショーの最後には、産業技術総合研究所(産総研)が開発した女性型ロボット「HRP-4C 未夢(ミーム)」と、ヤマハの音声合成ソフト「VOCALOID」、「ディスクラビア E3」による豪華なライブが行われた。
今回「HRP-4C 未夢」が歌えるのは、「粉雪」「ハナミズキ」「津軽海峡冬景色」「見上げてごらん夜の星を」「涙そうそう」「翼をください」の6曲。観客は、「セカイカメラ」の「エアタグ」を飛ばすことができる「エアシャウト」を使って、リクエストを空間に投稿。リクエストを受けた「HRP-4C 未夢」は、こぶしの効いた「津軽海峡冬景色」と、透き通った声で「粉雪」を披露し、観客からは拍手が沸き起こった。
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