仮想マシンを支援するスイッチ機能を提供、エクストリーム
2009年11月4日(水)13時45分配信 @IT
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まずキャリアイーサネット市場向けに、4スロット搭載の「BlackDiamond 20804」を提供する。8スロット型の上位モデル「BlackDiamond 20808」と共通のコンポーネントを利用でき、キャリアネットワークにおけるアグリゲーションの部分をカバーする製品となる。
エンタープライズ向けにも、コストパフォーマンスを高めた小〜中規模ネットワーク向けのシャーシ型スイッチ「BlackDiamond 8500」をリリースした。やはり、上位モデル「BlackDiamond 8800」と電源や各種モジュールを共通化しており、スモールスタートで導入し、後々拡張していくことが可能という。価格は最小構成で193万円から。
また、企業向け無線LANの分野で米モトローラとOEM契約を結び、モトローラのハードウェアとエクストリームの独自OS「Extreme XOS」を組み合わせた製品を提供していくことも明らかにした。これにより、「ワイヤードであろうとワイヤレスであろうと、同一のセキュリティポリシーを保てる環境を実現していく」(同社システムエンジニアリング部 システムズエンジニアの栗山丈史氏)という。
同社代表取締役の浜田俊氏は、「性能、機能に加え、省エネやグリーンITを意識した製品を開発している。例えばExtreme XOSでは、スケジュールに基づいて夜間は自動的にポートを落とし、省エネルギーを実現する」と述べた。さらに、世界中に分散したクラウドコンピューティング環境では、「夜間は電力コストが安くなる。昼間はブラジルなど地球の反対側にあるデータセンターにアクセスし、夜になったらアクセス先を東京に戻すといったことも可能になる」という。
Extreme XOSはまた、クラウドコンピューティング環境を支援する機能も備えていると同社は説明した。例えば、VMwareの「VMotion」のような機能を使って仮想マシンが移動し、接続先が別のポートになった場合、通常のスイッチでは、仮想マシンとQoSやACLといった各種設定をひも付けることができない。しかし、Extreme XOSのUniversal Port機能を利用すれば、仮想マシンの種類に依存することなく、こうしたダイナミックな変更をスイッチ側で実現し、仮想マシンに追随することが可能という。