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廃墟のとりこ!長崎・軍艦島

2009年9月24日(木)11時0分配信 ココログニュース

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image from 行け!ツアコン魂 [ 拡大 ]

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かつて炭鉱で栄え、1974年から無人島となっている長崎県の端島。通称『軍艦島』と呼ばれるこの地は、閉山まで一時期は東京以上の人口密度となるほど活気があふれていたそうだ。長らく島内への立ち入りが禁止されていたが、2009年4月から観光での上陸が解禁となり、日本初の鉄筋コンクリート造りの高層アパートなど、廃墟にひかれた人たちがツアーを利用して続々と訪れているという。

長崎出身の批評家・酒井信さんは自身のブログ『蒲田通信局』で、軍艦島に上陸したときの様子を語る。「昭和30年代の廃墟なら、長崎市内に幾らでもあるだろうに」と思いつつ、福山雅治の写真集のおかげで話題となった軍艦島が気になっていたそうで、ツアーに参加。40年ぶりの上陸となる自身の父親が写真を撮りまくったことや、初めて島を見る県外の人たちの、テンションの高さを伝える。「炎天下の中、ボランティアのガイドの人たちも全体に親切でよかった」「炭鉱夫体験をできるツアーなんかができたり、島の中も整備されると、もっと面白くなりそうな気配」という。

しかし、ツアー内容にはやや不満が残る参加者も。『行け!ツアコン魂』のブロガーは、荒廃の進んだ建物を自由に見学できるように整備するのは費用面で困難だと認めつつ、「だって見学通路は幅2m、長さ200mで、通路沿いに設けられた3カ所の広場での行動しか許されていないんですよ!」と堪能できない物足りなさを語る。また、天候が悪いと上陸できず船から島を眺めるだけとなる。『おたくにチャイハナ』のブロガーは、前後の観光予定を調整して軍艦島行きに備えたが、予約日も次の予備日も上陸コースは欠航で、代わりに周遊コースに参加。「やっぱり三次元実物大のホンモノはなかなかすごい。島自体は小さめだが、建物ひとつとかではなく、島全体が廃墟なので、迫力がある」と、それなりに満足した様子をつづっている。

「新たなエピソードを聞くたびに、その魅力が、稀有さが増し、私の頭の中できらびやかな存在になります。嗚呼見てみたい…」などの声にも見られるように、かつて栄えた一時代の面影を残す廃墟には、人をひきつけてやまない魅力があるようだ。

(ははぎく)

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