南田洋子さんの死に思うこと
2009年10月22日(木)17時1分配信 ココログニュース
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2009年10月21日、くも膜下出血のため亡くなった女優の南田洋子さん。多くの映画やドラマなどで活躍したが、数年前から認知症を患い、療養生活を送っていた。夫である長門裕之氏が介護する様子が、ドキュメンタリー番組としてテレビで放映されていたこともあり、多くのブロガーが追悼の言葉を寄せている。
「仲よく連れ添ったご夫婦のむつまじさにじーんときました」「介護をやり通したのはすごいことだと思います。きれいごとでは済みませんから」と、最期まで妻を介護した夫婦のあり方に、感銘を受けた人は多いようだ。
だが、介護の日々をテレビに露出させることには賛否両論ある。『rugic』のブロガーは、「介護について世間に発信するのはいいことだと思う」としながらも、「親しい家族以外の人々に、病んで弱った姿を見せたくない(中略)もし自分が死んだ後、親しかった人たちに時折思い出してもらえることがあるのなら、それはやっぱり元気だった頃の自分であって欲しいと考えるのも、自然なことだと思う」と、女優として女性としての心情を思いやる。
一方、「痴呆症は誰しも抱えている問題で、またなったからと言って決して恥ずかしいものではないと言うことを、身をもって世間に示してくれた行為自体は正解だったと思う」と、家庭での介護の様子を伝えたことは意義があるという意見もある。高齢化が進む日本で、年々大きくなっていく介護問題。このご夫妻の生き方も、自分にもいずれ訪れることと受け止めた人も多いだろう。南田洋子さん、どうぞ安らかに。
(葉)
■参考サイト
rugic