動物用人工パーツ:アジアゾウの義足
2009年7月8日(水)16時45分配信 ナショナルジオグラフィック
カンボジアにあるプノンタマオ野生動物救護センター(Phnom Tamao Wildlife Rescue Center)で撮影された1枚の写真。義足を付けた若いアジアゾウ“チューオック”が、年上の“ラッキー”とくつろいでいる。チューオックは2007年に、同国のスレポック自然保護区(Srepok Wilderness Area)で密猟者のワナにかかり、深刻な感染症で足にダメージを受けた状態で発見されたが、世界自然保護基金(WWF)とワイルドライフアライアンス(Wildlife Alliance)の協力によりプノンタマオ野生動物救護センターで義足が取り付けられた。Photograph courtesy Wildlife Alliance [ 拡大 ]
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チューオックがカンボジアにあるスレポック自然保護区(Srepok Wilderness Area)で発見されたのは2007年のことだ。密猟者のワナにかかり、深刻な感染症で足にダメージを受けた状態で森をさまよい歩いていたという。
カンボジアの野生ゾウは300頭を下回るまでに減少しており、チューオックは貴重な存在である。そこで世界自然保護基金(WWF)とワイルドライフアライアンス(Wildlife Alliance)により非営利の救護チームが組織され、チューオックは同アライアンスが運営するプノンタマオ野生動物救護センターまで移送されることとなった。26時間にも及ぶ過酷な旅である。
ゾウに義足が付けられたのはチューオックで2例目だ。2009年6月に現地の英字紙「プノンペンポスト」が伝えたところによると、今後数カ月は義足の微調整が続けられる予定だが、専門家たちの見通しは明るいという。
長旅の後にもかかわらず、義足の型どりや取り付けの際には鎮静剤の必要がなかったという。チューオックには代わりにバナナやカブが与えられたそうだ。
National Geographic News
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