センザンコウ、漢方薬に、食用に
2009年7月15日(水)15時58分配信 ナショナルジオグラフィック
一部の漢方医は、センザンコウのウロコはアレルギー治療に有効だと考えている(写真は2008年にマレーシアのクアラルンプールで撮影)。2009年7月14日に世界自然保護基金(WWF)が自然保護団体「トラフィック」および国際自然保護連合(IUCN)と共に発表した報告では、アジアのセンザンコウは密猟のために絶滅が危ぶまれる状態だという。 中国では、ウロコは時に媚薬としても用いられるほか、血は高血圧の緩和に、肉は高級食材として珍重されてきた。妊娠した母体から取り出した胎児は、男性の精力を増進させるとして丸のままスープの具材となることもある。Photograph courtesy WWF/TRAFFIC/IUCN [ 拡大 ]
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中国では、ウロコは時に媚薬としても用いられるほか、血は高血圧の緩和のために、肉は高級食材として珍重されてきた。妊娠した母体から取り出した胎児は、男性の精力を増進させるとして丸のままスープの具材となることもある。
センザンコウはアリやシロアリなどを食べるため、“ペストコントロール”(有害生物の繁殖を抑制すること)において数百万ドルに相当する働きをしているとされ、その急減は恐ろしい副作用も予想させる。
「シロアリとアリの自然のコントローラーとしてのセンザンコウの生態学的な役割を見過ごしてはならない」と、国際自然保護連合(IUCN)の「種の保存委員会」委員長サイモン・スチュアート氏は声明で述べている。
National Geographic News
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