【ワシントン=有元隆志】米CNNテレビは30日、西側消息筋の話として、11月7日に予定されているアフガニスタン大統領選の決選投票について、カルザイ大統領の対立候補、アブドラ元外相がボイコットする見通しだと伝えた。早ければ31日にも発表する見込みという。
8月の大統領選で、カルザイ氏に次ぐ2位だったアブドラ氏は、カルザイ氏寄りとして選挙管理委員会委員長の解任を求めるなど、決選投票のありかたに疑問を投げかけていた。
アブドラ氏が実際にボイコットすれば、オバマ米大統領が検討を進めているアフガンへの米軍追加派兵をはじめとするアフガン戦略見直しにも影響を与えることになりそうだ。オバマ大統領は30日、ホワイトハウス内でバイデン副大統領やゲーツ国防長官らとアフガン情勢について協議した。
ギブズ大統領報道官は30日の記者会見で、戦略見直し作業について「結論に近づいている」と述べたが、大統領がいつ追加派兵について発表するかは明らかにしなかった。