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海外総合

世界遺産リゾートで過ごすラグジュアリーな休日【2】

2009年11月9日(月)10時47分配信 ゆかしメディア

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■城塞を利用して造られた、ジェフリー・バワ氏の最高傑作

 スリランカ出身の世界的建築家、故ジェフリー・バワ氏(1919〜2003年)。バワ氏の最高傑作とも言われるのが、スリランカの南端にある世界遺産・城塞都市ゴールの北1キロに位置する「ライトハウス・ホテル&スパ」です。スリランカを代表する高級ビーチ・リゾートとして知られ、独立系高級ホテルグループ、スモール・ラクシャリー・ホテルズにも加盟しています。

 ライトハウス・ホテル&スパは、アマン・グループ会長のエイドリアン・ゼッカ氏が影響を受けたことでも知られるユニークなリゾート。海に突き出す断崖の上に建つ建物は、1997年に元々あった古い要塞を利用して造られたものです。エントランスから石垣の要塞のような外観で、ビーチ・リゾートといっても、他の南国リゾートとはちょっと趣が異なります。ホテル内でも要塞の巨石や階段がそのまま利用されている部分があり、城塞都市の雰囲気を肌で感じることができます。全63室のうちスイートルームは3室で、各部屋はオランダ風、モロッコ風、中国風とテーマが異なっています。ホテルのラウンジからはインド洋が見え、真っ赤な夕陽がインド洋に沈んでいく様は、思わず見とれてしまうほどの絶景です。

 ゴールは14世紀に東方貿易地として繁栄した港町。16世紀にポルトガルによって最初の砦が築かれ、その後オランダが砦を拡張して城塞都市を造り、イギリス植民地時代にはその支配の拠点となりました。旧市街の散策をしていると、他の都市と異なり教会が多く、東洋と西洋の文化が入り混じる独特の空気を纏う街であることがわかります。ジェフリー・バワ氏がこの世界遺産からどんなインスピレーションを受けたのか、このリゾートに足を踏み入れれば、あなたもその瞬間を追体験できるかもしれません。


■南イタリアの“世界で一番美しい海岸”、アマルフィの老舗ホテル

 イタリア、カンパニア州の高級リゾート、アマルフィ海岸。海に向かって岸壁に張り付くように造られた街並みは、中世から海洋都市国家として栄えた時代の面影をあちらこちらに残し、その美しさと歴史的価値から世界遺産に登録されています。

 世界で一番美しいと言われるアマルフィ海岸で最もラグジュアリーなホテルの1つが、1904年創業のファイブスター・ホテル「ホテル・サンタ・カテリーナ」です。アマルフィの中心部から少し離れた断崖絶壁の上に位置し、アマルフィの海と街を見下ろすことができます。最近では、7月に公開になった映画『アマルフィ 女神の報酬』のロケ地に使用されて、注目を集めました。

 客室はスタンダードからシニアデラックススイートまで、全66室。客室の床はタイル張り、壁は清潔感のある白で、地中海リゾートらしい優雅さと爽やかさにあふれています。バルコニーやテラスからはアマルフィの海を一望でき、開放感も抜群。スイートにはゴージャスなジャグジーがあり、海を眺めながら入浴することもできます。

 レストランは2つありますが、おすすめは海岸が見渡せるオープンエアーのレストラン。南イタリアの明るい太陽の光を浴びつつ、美しく輝く紺碧の海を眺めるにはベストポジションです。レストランのメニューは、アマルフィの透き通った海で獲れた新鮮な魚を使用した伝統的地中海料理。高級ホテルでありながらも堅苦しい雰囲気はなく、バトラーやスタッフたちのあたたかでフレンドリーな接客が、ゲストを心からリラックスさせてくれます。

 ホテルの敷地内にはレモンなどの柑橘類の木々や緑が青々と茂る庭があり、庭を巡る散歩道があります。アマルフィはレモンの産地としてイタリア内では有名。レモンを使ったお酒「リモンチェッロ」やレモンを使用したスイーツやシャーベットなど、アマルフィの街中にはレモンがあふれています。ここでしか楽しめないレモンの味を、ぜひ味わってみてください。

 中世の面影を残し迷路のように入り組む市街、大聖堂や数々の教会、海と空の突き抜けるような青さ、太陽をいっぱいに浴びて育つレモンの木々。アマルフィはイタリアの自然と歴史、食と高級ホテル、その全てを同時に楽しめるヨーロッパ屈指の世界遺産リゾートです。

■2010年屋久島に誕生、悠久の自然と一体になるリゾート

 日本にも、もちろん今注目の世界遺産リゾートがあります。2010年3月、世界遺産の屋久島にオープンするオーベルジュスタイルのスモールラグジュアリーホテル、「sankara Hotel & Spa 屋久島」です。「Sankara」とは、サンスクリット語で「天からの恵」という意味。その名の通り、美しい海と壮大な屋久島の森に包まれた極上のアイランドリゾートです。

 客室はルームタイプヴィラ(53平米)が24室、スイートルーム(71〜126平米)が5室。広々としたバルコニーからは周囲の素晴らしい自然が眺められ、客室も広々としてゆったり過ごせる広さです。リゾート内のスパでは、アジアンハーブオイルを使ったオリジナルティあふれるスキン・トリートメント・プログラムを体験することができます。

 レストランは熱帯雨林に囲まれた高台に位置。地元九州の新鮮な旬の素材、近海の魚介類、オーガニックの農産物や山野草をふんだんに使用した料理を楽しむことができます。同リゾートで腕をふるうのは、フレンチの名シェフ、武井智春氏。仏「ジョエル・ロブション」「トロワグロ」など3つ星レストランで修行し、「レストランミクニ・マルノウチ」の総料理長、伊豆のオーベルジュ「アルカナ イズ」の総料理長を経て、同リゾートのシェフに就任しました。屋久島の自然を料理からも感じさせてくれる、地産地消をテーマにした新感覚フレンチを堪能させてくれます。

 また同リゾートは、世界遺産の屋久島に相応しいエコ活動やイベントを展開予定。「sankara基金」を設立し、年間売り上げの一部を屋久島の自然保護のために寄付するなど、世界遺産の中にあるリゾートならではの取り組みをしていく予定です。


 世界遺産を満喫しつつもしっかりラグジュアリーな旅が楽しめる、世界遺産と一体になった高級リゾート。この次の休暇は、今回紹介したような知る人ぞ知る世界遺産リゾートに足を運んでみてはいかがでしょうか? 今までの旅とは一味違う感動がきっとあるはずです。


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