また自民“魔の3回生” 菅家一郎氏に違法カレンダー配布疑惑

自民党"魔の3回生"菅家一郎氏に違法カレンダー配布疑惑 片山さつき地方創生相に続き

記事まとめ

  • 自民党“魔の3回生”の菅家一郎衆院議員が「違法カレンダー」を配っていたという
  • 菅家氏は2012年に国政進出した安倍チルドレンで、現在、環境省と内閣府の政務官を兼任
  • カレンダー配布といえば、片山さつき地方創生相が「室内用ポスター」と答弁し大炎上

また自民“魔の3回生” 菅家一郎氏に違法カレンダー配布疑惑

また自民“魔の3回生” 菅家一郎氏に違法カレンダー配布疑惑

「室内用ポスター」と断り書きのせこさ(菅家一郎政務官=左上)/(C)日刊ゲンダイ

28日召集された通常国会は、統計調査不正や北方領土問題など波乱の展開が予想される。安倍政権は、野党に攻められる苦しい国会運営を余儀なくされそうだが、さらに足を引っ張るのは、また“魔の3回生”だ。新年早々、やらかしたのは、自民党の菅家一郎衆院議員(63)。ナント、地元選挙区で「違法カレンダー」を配り歩いていたのを、日刊ゲンダイが独自取材で突き止めた。

 菅家議員は、会津若松市や喜多方市などを含む福島4区選出。1999年から会津若松市長を務めた後、2012年に国政進出した安倍チルドレンだ。現在、環境省と内閣府の政務官を兼任している。

 肩書こそ立派だが、「政治と行政への国民の信頼を確保する」とうたう政務官規範を知らないらしい。地元有権者に対する「カレンダー」の配布は、公選法違反の可能性があるからだ。

 カレンダー配布といえば、昨年11月、片山さつき地方創生相が国会で連日、野党から追及され、「カレンダーに見えるが、室内用ポスター」と答弁し大炎上したばかり。にもかかわらず、菅家議員は性懲りもなく、今年の新年会で堂々と「カレンダー」を地元有権者に配り歩いていたのだからタチが悪い。

「今月3日、会津若松市内の真宮地区で、自治会が主催する新年会がありました。菅家さんは、渡部恒三元衆院副議長が通産大臣に就任して以来、地元選出の議員として、自分が27年ぶりに政務三役を担っているなどと語り上機嫌でした。自分の役職をアピールし終わると、カレンダーを自ら掲げて『持って帰ってください』と言いだしました。どうやら、今年から配り始めたようです」(地元関係者)

 菅家議員がカレンダーを配っていたのは、1カ所だけではない。他の自治会が主催した新年会でも同様にバラまいていたという。

 仮にも政務三役を務める議員が、違法行為に手を染めている時点で許し難いが、政治家としての資質を疑わざるを得ない行為は他にもある。

 問題のカレンダーの大半は、昨年10月4日に官邸で撮影された政務官らと安倍首相、菅官房長官との集合写真をデカデカと印刷。その下には、自分の役職と氏名、今年1〜12月の日付をバッチリ載せている。しかも、掲載写真は官邸ホームページから引用したもの。写真くらいは自前で用意しろよ、と言いたくなる。

■片山大臣の答弁に倣い“言い訳”明記

 どう見ても安い作りのカレンダーだが、なぜか右隅に小さく「室内用ポスター」の文字が。恐らく、カレンダーを配布したらアウトだと分かった上で、片山大臣の答弁に倣った“言い訳”を明記したのだろう。

「確か、新年会でも菅家さんは、わざわざ『室内用ポスターとして作りました』と言って、胸を張っていましたね」(前出の地元関係者)

 写真は転用するわ、「室内用ポスター」と断り書きするわ、セコイ人間性が透けて見える。

 政治資金に詳しい神戸学院大教授の上脇博之氏が言う。

「『室内用ポスター』と明記されていても、もらった人は『カレンダーにしか使えない』と思うでしょう。配布した側は、『室内用ポスター』と書けば許されると思っているのでしょうが、それだけでは免罪符にならない。もらった側が、『もらって得したな』と思えばポスターに財産的な価値が生じるため、無償で配布することは違法な寄付行為です。公選法に違反している可能性は極めて高いでしょう」

 カレンダー配布と公選法違反の疑いについて菅家事務所に問い合わせたが、期日までに回答はなかった。

 ある人は「このハゲーっ!」と暴言を吐いて運転手を殴ったり、またある人は人妻にハレンチメールを送ったり、“魔の3回生”にはロクな人物がいない。こんな連中が国政を担い、政務官まで務めるのだから、世も末だ。

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