宮崎謙介<巷の陳情>突撃調査隊「保健所がコロナ陽性者を放置中です」

新型コロナに感染したのに保健所に放置されていると陳情 宮崎謙介氏が行政などに苦言

記事まとめ

  • コロナに感染したのに連絡、発症から6日目まで連絡が来なかったとの陳情が寄せられた
  • 配給される食料なども自ら電話をしなければならず、届く内容も地域で異なるという
  • 入院対象者を見極めない行政などに対し、宮崎謙介氏が苦言を呈している

宮崎謙介<巷の陳情>突撃調査隊「保健所がコロナ陽性者を放置中です」

宮崎謙介<巷の陳情>突撃調査隊「保健所がコロナ陽性者を放置中です」

宮崎謙介<巷の陳情>突撃調査隊「保健所がコロナ陽性者を放置中です」

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 新型コロナウイルスに感染して自宅療養中です。熱が出てすぐに近所(都内)のクリニックでPCR検査を受けたのですが、結果が出たのは2日後の夜中。医師から電話があり「陽性ですのでこの後、保健所から電話があると思います。保健所の指示に従って下さい」。ところが保健所から電話などなく、ショートメールが届いたのがその3日後。連絡、発症から6日目ですが‥‥。

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 この1、2週間でオミクロン株が大爆発し、日本のコロナ事情のフェーズが大きく変わりました。

 この陳情者さんのように、東京でコロナ陽性判定を受けたとて、重症軽症関係なく、もはや放置。保健所からの聞き取り調査はなく、誰もが自宅療養を余儀なくされています。そして、もう治りかけてきたかな、という頃に、健康観察を記録するためのアドレスが届きます。たったそれだけ。

 しかも隔離療養者へ配給される食料なども自ら電話をしてお願いをしなくてはならず、さらに届く内容もその地域によって大きく異なるようです。どこかの地域では、消費できないくらいのお水やレトルト食品、白米などが届いた一方で、カロリーメイト3本とトイレットペーパー2個、清涼飲料水が3本だけしか入っていなかったというお粗末な地域も。行政の長によって違うのか、対応した保健所スタッフによって違うのか。これも行政のパンクに起因するところと考えられますが、とにかく感染者を管理するシステムは完全に破綻しており「もう風邪と一緒なんだから、家で寝ていてくれ」と言わんばかりなのです。いや、言ってますよね、暗に。今頃になって、検査なしで医者が患者の症状だけで判断し「みなし陽性」と認定できるようにしたわけですし。以前のこのコラムで僕が断言したように、事実上「コロナは風邪!」になったのです。

 この2年間、行政は何をやってきたのでしょうか。病床使用率が50%を超えたら緊急事態宣言を出すの出さないのと小池都知事が発言していますが、オミクロン株はほとんどの人が重症化しないのだから、きちんと入院対象者を見極めて下さいよ。貴重なベッドを「まぁ、ちょっと心配だから入院させとくか」みたいに使わないで下さい。

 ちなみに専門家たちは勇気がなさすぎて、まるでお話になりません。オミクロン株に関しては指定感染症として、必要な条文をアレンジして適用できるようにした方がいいと思います。「2類か5類か」という議論になっていますが、保険適用もあれば、入院は強制しないというやり方もあります。それを国会で議論すべきだと思いますが、なぜやらないのでしょうか。そのことを現役の議員に突きつけたところ「わからない」という、人ごとな返答。

 次の変異株出現時が勝負でしょうね。感染力は強くとも重症化はしないオミクロンみたいなのが主流になれば、ウイズコロナの時代でいいのではないでしょうか。いやいや、弱体化する確信はないのにそんなことを言うのか、と反論する専門家もいますが、何もやらない専門家よりまだ、信じる方がマシな気がします。早く専門家は本音で議論して下さい。

宮崎謙介(みやざき・けんすけ)◆1981年生まれ。早稲田大学商学部を卒業後、日本生命などを経て12年に衆院議員に(京都3区)。16年に議員辞職後は、経営コンサルタント、テレビコメンテイターなどで活動。近著に「国会議員を経験して学んだ実生活に即活かせる政治利用の件。」(徳間書店)。

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