菅首相との“ツーショット”ポスターは勘弁…自民党議員を悩ませる「4.21問題」

菅首相との“ツーショット”ポスターは勘弁…自民党議員を悩ませる「4.21問題」

街中で見ない(C)日刊ゲンダイ

自民党議員が「4.21問題」に頭を悩ませているという。

 公職選挙法の規定で、任期満了の6カ月前から個人の政治活動ポスターが使えなくなる。つまり、来月21日以降、政党活動と位置づけられる「2連ポスター」に張り替えなくてはならない。切り替えまであと1カ月。今ちょうど新しいポスターの作製時期なのだが、「誰との2連ポスターにするか」で、苦しい選択を迫られているのだ。

「今年は衆院選がありますから、普通に考えれば自民党総裁である菅総理との2連ポスターしか考えられない。実際、安倍政権ではずっと安倍総裁との2連ポスターを使ってきました。しかし、菅総理は国民に人気がないし、言っちゃ悪いがポスター映えしない。自分の印象まで悪くなりそうなので、党内では菅総理との2連ポスターは張りたくないという声が多いのです。とはいえ、他の大臣や党幹部との2連にすると、総理ににらまれそう。どうしたものかと悩んでいます」(自民党若手議員)

 菅首相の顔が大写しになった自民党のポスターも不人気で、ほとんど街中で見かけることはない。自民党議員が菅と一緒にポスターに収まりたくない気持ちは分からないでもないが……。

■人気は河野太郎氏や西村康稔氏

 2連の依頼が多いのは、河野ワクチン担当相や西村コロナ担当相だという。選挙区が近ければ河野大臣や西村大臣との2連ポスターでも違和感はないが、菅首相にしてみたら面白くないだろう。苦肉の策で、今回は派閥のボスとの2連にするという声も多い。

「私は総理との2連にするつもりですが、本音を言えば、長く張っていたくない。いっそ、4月21日より前に解散してくれればいいのにと同僚議員と話したりしますよ」(自民党中堅議員)

 年度内の予算成立は確定していて、理論上は4月選挙も不可能ではない。下村政調会長も4月の訪米後に解散という観測気球を上げていた。

 新型コロナウイルスの収束が見えない現状を見れば、解散・総選挙は無理筋なのだが、ここへきて急に解散説が流れているのは、自民党議員の“ポスター問題”も影響しているのかもしれない。


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