小池知事「過度の疲労」でダウンの波紋…都議選控え「都ファ」は右往左往

小池知事「過度の疲労」でダウンの波紋…都議選控え「都ファ」は右往左往

明後日25日が都議選公示だが…(小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ

 東京都の小池知事が療養に入り、各方面に波紋が広がっている。都は22日夜、小池について「過度の疲労により、静養が必要となった」と発表。新型コロナウイルス感染や病気ではないというが、都内の病院に入院した。きのう出席した会議では「すみません、声がかれていまして」と断りを入れていた。生出演予定だったBS番組もドタキャンし、週内の公務は多羅尾副知事が代理を務める。

 1年半にわたるコロナ禍、1カ月後に開催が迫った東京五輪、そして知事与党の浮沈が決まる都議選(25日告示、7月4日投開票)などの対応で小池知事は忙殺され、顔色が優れない日もあったという。

「はたから見ても知事がヘトヘトなのは伝わってきていました。ただ、サイボーグのような知事が療養しなければならないほど体調を崩したとはにわかに信じられず、衝撃が広がっています」(都庁関係者)

 小池知事のダウンに右往左往なのが、子飼いの「都民ファーストの会」メンメンだ。小池知事の全面支援を受け、都議会では断トツの46議席を占める第1党だが、巷の存在感は希薄。都議選でひとケタ台にまで減らし、壊滅状態に陥るとの情勢調査もあったからだ。

「知事の支援がなければ選挙は戦えない。荒木代表ら幹部は知事に応援を強く要請し、スケジュールを出すように求めていたのですが、色よい返事をもらえず、頭を抱えていた。直談判も一蹴されたそうです。告示日第一声は療養中で絶対にかなわないし、9日間の選挙戦に引っ張り出すのもますます厳しくなった」(都ファ関係者)

 子飼いの応援に二の足を踏んでいるのは、自民党本部との関係だ。小池知事と二階幹事長が昵懇なのは知られている。

「都ファ推薦の元都議と自公推薦の元千代田区議が争った1月の千代田区長選は、小池が応援に入った元都議が勝利。おかんむりの二階幹事長に知事はこってり叱られたとも聞きます。都議選をめぐって知事は都ファと自民の板挟み。都議選をサボタージュするため仮病を使ってるんじゃないか、との臆測も飛び交っています」(都ファ関係者)

 広がる疑心暗鬼。転んでもタダで起きない女帝の心中やいかに。

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