“美しき小池ガールズ”4人の当落 都知事の応援なしでは「討ち死に」必至!【7.4都議選 女帝“自分ファースト”の思惑】

“美しき小池ガールズ”4人の当落 都知事の応援なしでは「討ち死に」必至!【7.4都議選 女帝“自分ファースト”の思惑】

左から、池辺愛候補(撮影のため、一時的にマスクを外しています)と林元真季候補(C)日刊ゲンダイ

【7.4都議選 女帝“自分ファースト”の思惑】#4

 小池都知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会(都ファ)」は、女性都議の比率の高さが特徴だ。都議会会派内の女性比率は約30%。他政党と比べ、高い水準といえよう。都ファは今回の都議選でも女性候補を多数擁立している。特に注目は4新人。美しき「小池ガールズ」の当落を探った。

「子育て世代の声を都政に届けます」――。梅雨の晴れ間の17日夕、中央区月島の商店の前でこう訴えたのは、元芸人でラジオパーソナリティーも務めた池辺愛候補(40=中央区・1人区)。2児の母だからなのか、小さな子供が続々とビラを受け取る。高齢女性と話し込む一幕もあった。日刊ゲンダイ記者に池辺氏は、「分からないことばかりですが、できることを一つ一つやっていくしかないと思っています」と語った。

 北区(3人区)から立候補した林元真季候補(25)は、有権者に新型コロナの経済支援策を教えるなどして浸透を図る。立川市(2人区)の石飛香織候補(37)は元フリーアナウンサー。コロナ禍で失われた雇用問題を訴える。定数1減で激戦が予想される大田区(7人区)の奥本有里候補(44)は、2019年区議選で1万票を獲得し2位で当選した実績がある。いずれの候補もフレッシュで申し分なしだが、果たして当選できるのか。「極めて難しい」と言うのは、ある都政関係者だ。

知事の応援ないと「討ち死に」必至

「『小池旋風』が吹き荒れた前回都議選では『都ファ』の看板さえあれば当選できた。しかし、今回は無風。顔と名前が知られていない新人は厳しい。ただ、小池知事と並んで演説すればインパクトは大きい。知事の応援入りが当落のカギを握る」

 つまり、「小池ガールズ」の命運は小池知事次第。応援がなければ新人たちは“討ち死に”必至だ。

「小池知事は自民党の二階幹事長と『どの選挙区にも応援入りしない』『3人区以上の選挙区には入らない』といった密約を結んだと囁かれている。ただ、そうは言っても、側近が立つ選挙区などにはズルズルと入るのだろう」(官邸事情通)

 ある都ファ関係者によると、小池知事は昨夏の都知事選の時期に「都議選はちゃんと(応援を)やるから」と話したという。しかし、東京都は22日夜、小池知事が過度の疲労により静養が必要になったため、今週は公務を離れると公表。都内病院に入院しているから、どこまで選挙に関われるのか不透明になった。果たして、約束は守られるのか。女帝の思惑やいかに。

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