8.8から始まる「菅降ろし」はもう止まらない…横浜市長選がトドメ

8.8から始まる「菅降ろし」はもう止まらない…横浜市長選がトドメ

“選挙の顔”にならない菅首相(C)日刊ゲンダイ

「菅首相では選挙に勝てない」――ことを改めて証明した東京都議選。この秋には必ず総選挙があるだけに、選挙に弱い自民党議員は「このままでは落選してしまう」と真っ青になっている。東京五輪が閉会する8月8日から、一気に“菅降ろし”が動き出すのではないかと囁かれている。

「菅首相の再選シナリオは単純です。自民党の総裁選が行われる前に解散総選挙に打って出る、というもの。総裁選がなければ、菅降ろしも阻止できると踏んでいるようです。しかし、自民党議員も自分たちの当落がかかっているから必死です。なにしろ、菅首相になってから選挙は連敗続きです。4月の衆参3選挙は3連敗。山形、千葉、静岡の知事選も敗北。だから、“選挙の顔”にならない菅首相は交代させたい。これから、解散の前に総裁選の実施を求める動きが出てくるはずです」(自民党事情通)

“菅降ろし”の動きが表面化してくるのは、東京五輪の閉会後とみられている。焦点は、五輪期間中に新型コロナウイルスの感染が広がるかどうかだ。海外メディアは、「東京五輪は一大感染イベントになる」と警告を発している。すでに東京はリバウンドがはじまっている。しかも、ワクチン不足は9月まで解消しないとみられている。とうとう、「一部競技が中止に追い込まれる事態もあるのではないか」と懸念する声まで上がっている。

 もし、五輪期間中に感染拡大の「第5波」が襲来したら、菅首相の責任を追及する声が吹き荒れるのは間違いない。

■8.8からスタート

 今から“菅降ろし”を決定的にする可能性があると指摘されているのが、五輪が閉幕する8月8日に告示される横浜市長選だ。菅の足元の市長選である。

「8月8日告示・22日投開票の横浜市長選は、波乱が起きておかしくありません。すでに国家公安委員長を辞めた小此木八郎(56)が、カジノ反対を掲げて出馬表明しています。ややこしいのは、カジノ推進派である現職の林文子市長(75)も出馬しそうなことです。自民党は分裂選挙になる。しかも、野党が担ぐ横浜市立大教授の山中竹春(48)は、タマとして悪くない。田中康夫元長野県知事(65)も無所属で出馬の意向です。もし、ここで野党が勝利したら“菅さんは足元の選挙でも勝てないのか”“そこまで人気がないのか”と菅不人気を決定づけることになってしまうでしょう。菅降ろしに火がつきますよ」(政界関係者)

 昨年の総裁選の時、“菅支持”で雪崩を打ったのはなんだったのか。

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