トランプ来場で国技館は超厳戒 相撲観戦客は大ブーイング

トランプ来場で国技館は超厳戒 相撲観戦客は大ブーイング

「座布団投げ」は厳禁との看板が(C)日刊ゲンダイ

厳戒態勢だった26日の両国国技館。案の定、観客からはブーイングが起きた。

 入場時は金属探知機の通過を義務付けられ、持ち物検査も必須。ビンや缶は持ち込み禁止で、その場で捨てさせられた。

 さらに、入場者には〈座布団等の物を投げるなどの行為を行った場合は退場の上、処罰されることがあります〉と記されたペーパーが配布された。入場手続きの煩雑さで、入り口前は長蛇の列。炎天下で待たされ額の汗を拭う観客からは、「暑い……」「まだか」といった不満が漏れる。

 肝心の取組中も観客から“物言い”がつくありさまだ。優勝が決まっていた朝乃山の取組が、安倍首相とトランプ大統領の入場で一時ストップ。観客からは「まだ始まらないのか」「何で止まってる」と声が上がり、「トランプなんか来なきゃいいのに」との恨み節も聞こえた。

 厳戒態勢が観客の不興を買った格好だが、当のトランプ大統領本人も観戦を楽しんでいたかというと、微妙だ。

「安倍首相は頻繁に後方の通訳に何か説明していましたが、トランプ大統領は聞いていないのか、微動だにしていませんでした。たまに、メラニア夫人と会話する程度でしたね」(ある観客)

 相撲中継の画面に時折、映し出されたトランプ大統領の表情は、笑顔の安倍首相とは対照的にぶ然としたものだった。相撲観戦での「おもてなし」は不発だったようだ。

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