“消去法”で音喜多元都議に…維新が参院東京選挙区で擁立へ

音喜多駿氏の参院選擁立は"消去法"か 乙武洋匡氏は丸山穂高議員の発言で立ち消えとも

記事まとめ

  • 日本維新の会が参院東京選挙区に、北区長選に落選した音喜多駿元都議を擁立するという
  • 維新内部では音喜多氏以外に鈴木宗男氏と作家の乙武洋匡氏らの名前が上がっていたとか
  • 丸山穂高議員の発言で状況が一変、乙武氏は不倫の過去があり音喜多氏にお鉢が回ったか

“消去法”で音喜多元都議に…維新が参院東京選挙区で擁立へ

“消去法”で音喜多元都議に…維新が参院東京選挙区で擁立へ

2連敗したら目も当てられない(C)日刊ゲンダイ

参院東京選挙区は定数が5から6に増え、激戦が予想されている。自民党、公明党、立憲民主党、共産党に加え、22日には国民民主党も新人女性を擁立。丸山穂高衆院議員の「戦争しないとどうしようもない」「おっぱい」騒動で大炎上中の日本維新の会は出遅れていたが、ようやくまとまりつつあるようだ。

 都議会で小池知事とケンカし、4月の統一地方選で北区長選に落選したお騒がせの音喜多駿元都議を擁立するという。近く発表するとみられている。

「維新内部では、音喜多氏を含む複数の名前が挙がっていた。新党大地代表の鈴木宗男氏と作家の乙武洋匡氏らのようです。宗男氏はネームバリューはありますが、高齢で健康不安を抱えている。乙武氏も知名度バツグンですから、官邸周辺も〈保守票が割れかねない〉と警戒していた。ところが、丸山議員の〈おっぱい〉〈女を買いたい〉発言が大騒ぎになったことで、状況が一変しました。乙武氏は3年前、5人の独身女性と不倫関係を週刊誌に報じられた“前科”があり、下半身ネタを蒸し返されるリスクで、立ち消えになったとか。そこで、音喜多氏にお鉢が回ってきたようです」(永田町関係者)

 つまり、音喜多氏は消去法で選ばれたということ。2013年の都議選にみんなの党から立ち、バッジをつけた音喜多氏は少数会派を転々とし、16年の小池都政誕生を支えて都民ファーストの会の創業メンバーになった。その後、小池都知事と関係がこじれて離党し、地域政党を立ち上げて代表に就いた。“独自路線”を歩んできたのに、なぜ、維新の会なのか。

「都議会では、維新の会の柳ケ瀬裕文議員と会派を組んでいて、音喜多氏は〈維新とは考え方がほぼ一緒〉と周囲に話していました。北区長選では、柳ケ瀬議員の飛び入り応援演説に感極まって“男泣き”。非常に恩義を感じたらしく、落選後は足立区議選で維新の会候補の応援に入ったほどです。馬場伸幸幹事長からも評価されていると聞きます」(永田町関係者)

 音喜多氏本人に事情を尋ねると、「今の段階で正式にお伝えできることはありません」とのことだった。

 候補者が乱立する東京選挙区は楽じゃない。自民の現職2人、公明の現職1人、共産の現職1人は盤石。残る2議席を立憲の2人と国民民主1人、出馬の可能性がある山本太郎議員と取り合う“椅子取りゲーム”だ。小池都知事とのバトルで名前を売った音喜多氏だが「東京じゃあ、維新は“泡沫”。無理じゃないの」(自民党関係者)なんて声も上がる。北区長選に続いて2連敗しようものなら、目も当てられない。

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