日報問題で謝罪せず 稲田氏“KY離任式”に自衛官ブーイング

日報問題で謝罪せず 稲田氏“KY離任式”に自衛官ブーイング

最後は笑顔で退場という厚顔(C)日刊ゲンダイ

 KYバカは死んでも治らないということか。防衛省で31日開かれた離任式に笑顔で臨んだ稲田朋美前防衛相に、自衛隊員から大ブーイングの嵐だ。

 幹部を前にした挨拶で稲田氏は、日報隠蔽問題について「国民の信頼を揺るがし、隊員の士気を低下させかねず、極めて重大かつ深刻だった」「危機感をもって再発防止策を実施していかなければならない」「風通しのよい組織文化を醸成してもらいたい」などと述べ、自らの反省や謝罪の言葉は一切なかった。

 これには出席した自衛官や防衛官僚らから「自衛隊員の士気を落としたのは自分だろう」「すべて自衛官が悪いのか。まず自分が謝罪すべき」などと露骨に反発する声が上がった。

 離任式は折しも、北朝鮮のICBM発射を受けて防衛省・自衛隊が高度な警戒態勢を続け、後任の岸田外相兼防衛相が対応に追われている最中に行われた。

 儀仗兵の栄誉礼を受けた後、車で同省を出る稲田氏に「普通なら離任式を辞退する」「そもそも儀仗兵の栄誉礼までして盛大に送り出す必要があるのか」「一番危機感がないのは稲田氏じゃないか」と吐き捨てる幹部もいたという。

 防衛省は1日に予定していた防衛白書の閣議報告を延期した。稲田氏が書いた巻頭言が掲載されており、政府内から「新しい防衛相が書くべきだ」との指摘が出たためだ。稲田氏は防衛省・自衛隊にとって最後の最後までお騒がせの疫病神だった。

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