江崎沖縄北方相がさっそく失言 「お役所の原稿を朗読」

江崎沖縄北方相がさっそく失言 「お役所の原稿を朗読」

記者団に囲まれる江崎鉄磨沖縄北方相(C)共同通信社

 安倍改造内閣の正体見たりだ――。

 3日の内閣改造で初入閣した江崎鉄磨沖縄北方相が5日、地元・愛知県一宮市で、今後の国会答弁で「役所の原稿を朗読する」と述べた。北方領土問題について「素人。皆さんの知恵で色をつけてもらう」とも語った。江崎氏は6日“失言”について「誤った答弁をしないようにするとの意味だった」と釈明した。

 地元事務所であった支援者らによる就任祝賀会合の後、記者団の質問に答えて「しっかりお役所の原稿を読ませていただく。立ち往生より、ちゃんと答弁書を朗読かな」と話した。

 確かに前内閣はヒド過ぎる答弁のオンパレードだった。金田法相は「私の頭脳では対応できません」など珍答弁を連発し、稲田防衛相は森友学園の弁護士をめぐってウソ答弁を撤回。日報問題でも虚偽答弁が濃厚だ。

 山本地方創生相に至っては、頼まれてもいないのに「私に聞いてください」と出しゃばり答弁を繰り返した。

 このため、改造内閣は答弁の安定性を重視したとされるが、その結果が、「原稿を朗読する」役所の“口パク答弁”ということか。こんな調子では、実のある国会議論は期待できそうにない。

 江崎氏は3日の会見で、「基地と沖縄振興はリンクしている」と述べ、従来の立場をそのまま朗読している。だったら、沖縄県民の怒りの声もしっかり朗読してほしい。

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