無投票で再選 “デリヘル”天理市長を救った市民の懐の深さ

出張中にデリヘル嬢を呼んだ天理市長 無投票で再選で騒動はほぼ沈静化

記事まとめ

  • 奈良県天理市の並河健市長は東京出張中にデリヘル嬢を呼んでいたと週刊新潮が報道
  • 当初は女性職員からも「みっともない」などと辛辣な声が上がったという
  • 無投票再選し、スキャンダルについて語る市民も見かけなくなったという

無投票で再選 “デリヘル”天理市長を救った市民の懐の深さ

無投票で再選 “デリヘル”天理市長を救った市民の懐の深さ

素早い釈明会見が功を奏した?(C)共同通信社

 岩手県岩泉町長、福井県あわら市長と、自治体トップのセクハラ醜聞が相次いだが、そういえば奈良県天理市の並河健市長(39)はどうしているのか? 東京出張中にホテルにデリヘル嬢を呼んでいたことを、週刊新潮(9月7日号)にスッパ抜かれた。

 東大法学部卒の元外務官僚で、2児の父親でもある並河市長の“不貞行為”に、市民にも動揺が広がった。

「報道があった8月末から9月にかけて、電話やメールなど130件余りの苦情、または励ましの連絡をいただきました。『身を正して、今後も頑張っていただきたい』といったご意見も少数ありましたが、大多数は『女性への人権侵害ではないか』『市民として恥ずかしい』と厳しいご指摘でした」(市長公室秘書課担当者)

 当初は、女性職員からも「みっともない」などと辛辣な声が上がったというが、市長本人がすぐに会見を開き、「合法的なサービスだが、道徳的に適切ではなかった」と釈明。「市民や職員、家族の信頼を傷つける行動を取ってしまったと深く反省している」と謝罪して以降、批判は徐々にやんでいったという。

 9月24日告示の市長選も注目されたが、その日に無投票再選が確定。

「集まった報道陣に『叱咤激励をしていただいたと受け止め、これまで以上に精進していきたい』と神妙な面持ちで語ったことで、騒動はほぼ沈静化しましたね」(地元マスコミ関係者)

 今や、スキャンダルについて語る市民も見かけなくなったという。近隣の50代主婦が言う。

「報道が出た時はビックリしましたけど、並河市長は若いのに礼儀正しくて謙虚な人ですよ。市民の話を真剣に聞く姿も好印象です。ちょっとした遊びぐらい、男の人やったら普通やない? よう頑張ってるんやから、ええでしょ。地元で批判する人はもういません」

 天理市民は、なかなかに懐が深いようだ。

 11月後半には、3年ぶりに家族4人で1泊旅行もしている。

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