今度は地元・広島県議に現金配布疑惑 河井夫婦につきまとう黒い醜聞

河井克行前法相と妻の河井案里参院議員に新たな疑惑 地元・広島県魏に現金を配布か

記事まとめ

  • 河井克行前法務大臣と妻の河井案里参院議員(広島選挙区)に新たな疑惑が浮上している
  • 4月の統一地方選の最中、地元の広島県議に現金を配り歩いていたと、中国新聞が報じた
  • 中国新聞によると、案里氏が現金を渡したのは複数の自民党県議で、公選法違反の指摘も

今度は地元・広島県議に現金配布疑惑 河井夫婦につきまとう黒い醜聞

今度は地元・広島県議に現金配布疑惑 河井夫婦につきまとう黒い醜聞

仮面夫婦とのウワサも…(C)共同通信社

7月の参院選での公選法違反疑惑を報じられ、初入閣から1カ月で辞任した河井克行前法相と妻の河井案里参院議員(広島選挙区)に新たな疑惑が浮上している。

■広島はピンクなウワサでもちきり

 4月の統一地方選の最中、地元の広島県議に現金を配り歩いていたというのである。これまた公選法違反の疑いが濃厚だ。8日の中国新聞が報じた。金権選挙の実態が次から次へと明るみになるこの夫婦、ピンクなウワサもつきまとう。追い詰められる前にケジメをつけた方が賢明なんじゃないか。

 中国新聞によると、案里氏が現金を渡したのは複数の自民党広島県議。広島県議選(3月29日告示、4月7日投開票)の期間中、「当選祝い」「激励」などの名目で配っていたという。県議だった案里氏は3月中旬に自民の公認を得ていた。公選法が禁じる買収の申し込みや寄付行為に当たる可能性がある。取材に応じた県議のひとりは、「数えてはいないが、50万円くらいだったと思う」と話し、参院選の話題は出ず、返したとしているが、それでチャラになるわけではない。

 政治とカネの問題に詳しい神戸学院大教授の上脇博之氏はこう言う。

「『参院選ではよろしく』などの具体的な便宜を求めなくても、選挙区内の有権者に対する寄付行為に該当します。公選法179条2項は〈財産上の利益の供与や交付、またはその約束〉を寄付行為としており、返金されたとしても、現金を渡した時点でアウトです。222条3項では公職候補者、陣営責任者、出納責任者が多数の有権者らへの寄付行為に対し、6年以下の懲役、または禁錮に処すると定めています」

 参院選では案里陣営がウグイス嬢に法定上限の2倍にあたる日当を支払っていた疑惑もくすぶる。違反は3年以下の懲役または50万円以下の罰金だ。いずれも違反によって当選無効、公民権停止となる。河井夫婦をめぐる醜聞は金権選挙にとどまらない。

「県議を4期務めた案里氏は同僚議員らとかなり懇意で、参院当選後、密会現場を撮られたとのウワサが飛び交っています。議員の間では“相手は誰だ?”“ひょっとしてオレか?”と上を下への大騒ぎだったという話もある。克行にも女性記者に対するセクハラ疑惑が持ち上がっている」(永田町関係者)

 河井氏は「私も妻もあずかり知らない」とスッとぼけ、案里氏は「説明責任を果たしてまいりたい」とコメントを出して以来、雲隠れ。有権者をどこまでナメているのか。

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