露骨な隠蔽工作発覚 内閣府「桜を見る会」名簿廃棄は国会追及直前

露骨な隠蔽工作発覚 内閣府「桜を見る会」名簿廃棄は国会追及直前

14日のヒアリング(右端が宮本議員)/(C)日刊ゲンダイ

ロコツな隠蔽工作が発覚だ。14日に野党4党が開いた「桜を見る会」を巡る追及チームのヒアリングで、内閣府は今年の会の招待者名簿について「紙媒体は5月9日、電子媒体も同じ時期に廃棄した」と明かした。開催から10連休を挟み、26日後という中途半端なタイミング。なぜ、内閣府はこの時期を選んだのか。

 実はこの日、共産党の宮本徹衆院議員が4日後の国会質問に向け、内閣府と内閣官房に桜を見る会に関する資料を要求していた。具体的には▼2008年から19年の招待者数の推移▼各年の予算額や支出額の推移▼招待者の選考基準――などを聞いたが、「何も教えてくれなかった」(宮本議員)。

 共産党が桜を見る会に関する質問準備を始めた途端、招待者名簿を破棄するなんて、あまりにもタイミングが良すぎる。

 宮本氏はヒアリングで、内閣府の担当者に「私が質問するために内閣府にいろいろ聞き始めたタイミングで捨てるのはなぜか」と追及。担当者は「用途が終わって、個人情報は適切に廃棄しなければならない。例年同じような時期に捨てている」と答えたが、個人情報を理由に挙げるなら、どうして1カ月近くも経った後に捨てたのか。

 当然、名簿は保存しておくべきだが、内閣府の理屈だと開催直後に始末したっていいはず。国会質問を前に重要な資料を隠滅したのなら、犯罪的だ。臭いモノには徹底してフタの隠蔽政権の本性が日を追うごとに、露呈してきた。

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