実弟を特別待遇 桜を見る会「安倍ファミリー枠」の証拠写真

【桜を見る会】安倍晋三首相の実弟・岸信夫議員を優遇か 大勢の地元支援者を招待?

記事まとめ

  • 「桜を見る会」で安倍首相の実弟・岸信夫衆院議員は大勢の地元支援者を招待したという
  • 記念写真では岸氏本人がいるのか分からないほど大勢で、その数は実に約50人に及ぶそう
  • 「“ヒラ議員”の枠は4人まで」とされる中、岸氏がこれだけ招待できるのは異例とも

実弟を特別待遇 桜を見る会「安倍ファミリー枠」の証拠写真

実弟を特別待遇 桜を見る会「安倍ファミリー枠」の証拠写真

左は岸信夫衆院議員(@前列右から4人目が智香子夫人、5人目が福田市長 )/(提供写真)

昭恵夫人に限らず、ファミリー全員に「特別枠」があったのか――。安倍首相主催の「桜を見る会」に、また新たな疑惑だ。安倍首相の実弟で岸家の養子となった岸信夫衆院議員(山口2区)まで、えこひいき。大勢の地元支援者を招待し、桜をバックに記念写真。税金でタダ飯、タダ酒を振る舞った。兄弟そろって公選法に抵触しかねない。

 写真@は2017年4月14日、ホテルニューオータニで開かれた安倍後援会主催の「前夜祭」が終わった後、岸夫妻と参加者たちを撮影したもの。智香子夫人のフェイスブック(FB)に投稿されていたが、“桜疑惑”に火が付いて以降、削除されたという。

 問題は岸氏と一緒に写った人物だ。前列の智香子夫人や、選挙区の大票田である岩国市の福田良彦市長のほか、集票に貢献している支援者が勢ぞろい。現地・岩国市を取材したジャーナリストの横田一氏が指摘する。

「後列右端のピースをしている女性の隣にいる黒い上着の男性はN・T氏。岩国市のコンクリート製造会社の社長を務め、岸氏や福田市長の選挙で常に汗をかく熱心な支援者です。ほかにも、地元建設会社の社長4人が一緒に写っています。いずれも岩国市の指名業者で、選挙の実動部隊として岸氏は世話になっている。彼らにどんな『功績』や『功労』があったのかは知りませんが、岸氏の選挙に関して『功績』があったのは間違いない。そのご褒美として招待されたのでしょう」

 ギョッとするのが、写真Aだ。16年の桜を見る会当日に岸自身のFBに投稿されたもので、「地元の皆さん勢ぞろいで八重桜の前で記念写真」との文言がついている。どこに岸氏本人がいるのか分からないほど大勢の参加者で、その数は実に約50人に及ぶ。

 岸氏は参院議員を2期務めた後、12年の総選挙で衆院にくら替えし、当選3回。「要職に就いていない“ヒラ議員”の枠は4人まで」(自民党関係者)とされる中、さほど実績があるとは思えない岸氏が、これだけ招待できるのは異例である。

「地元でも『あれだけの数を呼べるのは、安倍首相の弟だから』との認識です。安倍首相の家族枠が存在しているのだと思います」(横田一氏)

 議員会館にある岸事務所に家族枠の存在をただすと、「分からない。地元事務所に確認してほしい」。ならばと岩国市の事務所に問い合わせたら、「対応は議員会館の事務所に任せている」とたらい回し。いい加減な対応まで兄貴に似なくてもいいのに……。

 安倍首相の母・洋子氏は公益財団法人「ケア・インターナショナルジャパン」の評議員。一緒に評議員を務めるのが同じ昭和3年生まれで旧知の仲の渡辺プロの渡辺美佐名誉会長だ。その縁もあってか、ナベプロの所属タレントが数多く参加したという「ゴッドマザー枠」まで疑われる始末である。

 もはや安倍一族の、安倍一族による、安倍一族のための桜を見る会と化している。

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