安倍首相真っ青…カジノ捜査拡大と習近平国賓待遇に「嫌中」支持層激怒

安倍首相真っ青…カジノ捜査拡大と習近平国賓待遇に「嫌中」支持層激怒

左から紺野容疑者、木原氏、白須賀氏(紺野容疑者のフェイスブックから)

安倍政権にとって忘れられない「聖夜」だろう。日本でのカジノ参入を目指した中国企業側から370万円相当の賄賂を受け取っていた収賄容疑で、元内閣府副大臣(IR担当)の衆院議員、秋元司容疑者(48)が逮捕された事件。中国企業と結託した構図に、政権の「嫌中」支持層がカンカンになっている。

  ◇  ◇  ◇

 秋元容疑者は身の潔白を主張しているが、中国企業が自民党議員と手を握り日本のカジノ市場を狙っている構図がハッキリした。実際、秋元容疑者への贈賄容疑で逮捕された500ドットコム社顧問の紺野昌彦容疑者(48)のSNSには、自民党議員と接触していた証拠がしっかり残っている。

 自民党の木原誠二政調副会長と白須賀貴樹衆院議員とのスリーショットや、安倍首相の実弟である岸信夫衆院議員とのツーショットなど、自民党議員に深く食い込んでいた様子がうかがい知れる。安倍首相の出身派閥である細田派の白須賀氏の地元事務所と、勝沼栄明前衆院議員の地元事務所も事件の関係先として家宅捜索された。いずれも一昨年12月に中国・深?のドットコム本社を秋元容疑者と共に訪問していた。

 勝沼氏は秋元容疑者と同じ二階派だった。二階幹事長はカジノ推進の旗振り役。党きっての親中派でもある。捜査拡大で、新たな逮捕者が出る可能性もゼロじゃない。ネット上では、政権支持者から〈自民党がカジノ推進するほど腐敗した〉〈自民党から芋蔓式に逮捕者が出そう〉――との声が噴出。さらに、「たたり目」なのは来年4月に予定されている中国の習近平国家主席の国賓来日だ。

 習近平国家主席の国賓待遇をめぐっては、安倍応援団の国会議員で構成されている「日本の尊厳と国益を護る会」が〈到底、容認できない〉と反発。政権寄りの“嫌中”思想の有権者からもネット上で〈安倍さん、目を覚まして下さい〉〈(国賓待遇なら)もう支持しない〉などと叩かれている。自民党議員の汚職事件と習近平国家主席の国賓待遇――。この2つの問題が理由で、岩盤支持層が安倍首相を見放しつつあるのだ。

「安倍政権は中国や北朝鮮の脅威を理由に自衛隊強化を掲げていますが、今回の事件こそ外交安保と不可分です。国会議員が中国企業に買収されて、中国資本が日本の市場に入ろうとしていたわけですから。つまり、国防を訴える多くの自民党議員の姿勢とは正反対のことが行われていたのです。本当の『売国奴』は誰なのか、嫌中の安倍政権の支持者はうすうす気付いているでしょう」(高千穂大教授の五野井郁夫氏=国際政治学)

 安倍政権の瓦解が始まった。

関連記事(外部サイト)