桜前夜祭答弁は完全破綻 安倍首相が今さら「飲み放題じゃなかった」

桜前夜祭答弁は完全破綻 安倍首相が今さら「飲み放題じゃなかった」

ニューオータニは「あくまでもケースバイケース」と…(C)日刊ゲンダイ

「私の事務所の記憶においては、飲み放題ではなかった」――。桜を見る会「前夜祭」の会費を巡る安倍首相の答弁がもはや完全破綻だ。4日の参院予算委。立憲民主の福山幹事長の質問によると、会費5000円から消費税、サービス料を除けば4210円。昨年4月の会場・ホテルニューオータニの飲み放題は最低でも2500円で、支払えば1710円しか残らない。

 800人が参加した「鶴の間」の使用料は通常450万円だ。会費の残金は800人×1710円=136万8000円。提供する料理の量を考慮して3分の1まで使用料を値引いても150万円で、会費では到底賄えないし、料理代は実質無料になる。この点を突かれると、安倍首相は冒頭のように言い放ったのだ。

 日刊ゲンダイを含めた複数のメディアに参加者は、「立食形式でアルコールは飲み放題だった」と証言。しかも安倍首相自身の「事務所はホテル側と事前に段取りの調整をした」「仲介役として契約内容の詳細を事前に、ホテル側とつめた」という従来の答弁とも矛盾する。飲み放題でなければ、参加者は飲んだ分を事後に精算する。つまり、事前に契約内容の詳細をつめるのは不可能ではないのか。

 それでも安倍首相は「(会費は)ホテル側が設定した」と責任逃れ。ニューオータニは「お客さまの要望によって飲み放題や事後精算の時もある。夕食会は飲み放題じゃなかったか? あくまでケース・バイ・ケースです」(広報担当者)と困惑気味に答えた。

 そろそろ、安倍首相は自分の嘘に付き合わされる人々の苦労を知った方がいい。

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