4月に選挙控え支援者にマスク配布 千葉県茂原市長の言い分

千葉・茂原市の田中豊彦市長が支援者にマスク配布 田中市長「良識の範囲内」

記事まとめ

  • 千葉・茂原市の田中豊彦市長が支援者にマスクと飲み物を配っていたことが判明
  • さらに市長は、ダイヤモンド・プリンセスに乗っていた人の個人名も明かした
  • 日刊ゲンダイの取材に、市長は「良識の範囲内です」と回答している

4月に選挙控え支援者にマスク配布 千葉県茂原市長の言い分

4月に選挙控え支援者にマスク配布 千葉県茂原市長の言い分

茂原市の田中豊彦市長(C)日刊ゲンダイ

マスク不足が続き、いまだ貴重品となる中、千葉・茂原市の田中豊彦市長(67)が支援者にマスクを配っていたことが判明した。

 4月19日告示(投開票同26日)の市長選に向けた2月26日の市政報告会で、支援者たちに個別包装されたマスクとペットボトル入りのお茶を支給したという。本紙(日刊ゲンダイ)が入手した当日の動画では「強行突破、今日やらさせていただきました」とあいさつした後、市長は次のように続けた。

「皆さま方の持っている、私の封筒の中にはですね、マスクが入っておるはずです。そのマスクは、茂原発のマスクでございまして」「これは抗ウイルス性、ウイルスを入れないようなマスクになっておりまして、できれば、それを着けていただければ多分大丈夫だと思っておりますので。よろしくお願いしたいと申し上げます」

 そう話すと参加者が封筒を開けたためか、ガサガサと音が会場に広がる。

 さらに市長は「実は茂原の緑ケ丘というところに住んでいる方がダイヤモンド・プリンセスに乗っていた」「〇〇さんという一般の方なんです」と個人名を明かして報告をしていた。

 この件について、今月3日の予算審査特別委員会で市長は質問されていた。

「マスクとペットボトルの配布が公職選挙法違反でないかと質問したのですが、市長は何も答えず黙っていました」(市原健二市議)

 そこで日刊ゲンダイは、田中市長に見解を聞いた。

「マスクもお茶も後援会が配りました。良識の範囲内です。茂原市の選挙管理委員会に確認したところ、ウイルス対策で参加者にマスクを配って着けてもらうことは当然だ、となった。マスクはサンプルのようなものを地元の業者に個人的にもらって市役所にたまたま保管していました。選挙違反ではありません」

 動画を見る限り、着用せず土産として持ち帰った人も多いようだが……。

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