コロナ対策批判され「辞めたるわ」大阪・守口“暴言市長”の言い訳

大阪府の守口市長、市民に新型コロナウイルス対策を批判され口論 「辞めたるわ」

記事まとめ

  • 14日に大阪府守口市の福祉施設で感染者が見つかり、西端勝樹市長が会見を行った
  • 40代の男性市民が記者会見後、同市のコロナ対策について市長に意見し、口論になった
  • 市長は「なんでおまえに言われないかん」と言い、「辞めたるわ」とたんかを切ったそう

コロナ対策批判され「辞めたるわ」大阪・守口“暴言市長”の言い訳

コロナ対策批判され「辞めたるわ」大阪・守口“暴言市長”の言い訳

2011年の初当選時(C)共同通信社

コロナウイルス感染症の対応でたとえ疲れていたとしても、首長が言っちゃいけない言葉だろう。

 大阪府守口市の西端勝樹市長が、同市のコロナ対策について意見した40代の男性市民A氏と口論になり「辞めたるわ」と辞職を示唆する暴言を吐いていたことが、日刊ゲンダイの調べで分かった。

 今月14日、守口市の福祉施設で感染者が見つかり、同日午後10時半ごろから市長が市庁舎で記者会見を行った。

 大阪では3月4日以降、ライブハウスでの集団感染が確認されていたが、守口市では14日の会見直前になって「ライブハウスへ行ったことがあるか」という調査が各施設で行われたという。

 集団感染が分かってからかなり時間が経っていた。「対応が遅く、危機意識が足りない」と思ったA氏は、記者会見後、市長に意見。そこで口論になった。

市長「なんでおまえに言われないかん」
A氏「そんな気持ちなら辞めてまえ」
市長「辞めたるわ」
A氏「ホンマに辞めるねんな」
市長「すぐ辞めたるわ」

 関係者がこう言う。

「小学校のPTA会長を務めるA氏は、“正義感の人”として守口市役所でも有名。実際にA氏の意見で政策が改善されたこともある」

 西端市長は市議を経て2011年に初当選。大阪維新の会のメンバー(顧問)で現在3期目だ。市民に対し「辞める」とたんかを切るとは、一体どんな人物なのか。

「高圧的なパワハラ体質がエスカレートし、耐えられなくなった職員の早期退職が増えている」(前出の関係者)というので調べてみると、昨年度13人だった早期退職は今年度は26人に倍増。通常の定年退職28人に並ぶ人数になっていた。

「辞めたるわ」発言について問い合わせると、市長は文書で次のように回答した。

「お互いに非正常な感情、環境の下で、そうした趣旨の発言があったかもしれませんが、その趣旨は『私はいつでも何かあれば責任をとる覚悟で、市政を担わせて頂いています。その意味で市民から支持・信頼をなくせば、いつでもやめる覚悟でやっています』という趣旨で申し上げたものです」

 その言葉、肝に銘じてほしいものだ。

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