小池都知事真っ青…大阪・吉村知事に“支持率”惨敗でコロナ対策の主役陥落

小池百合子都知事、コロナ対策で吉村洋文府知事に大惨敗 後手後手の対策と指摘も

記事まとめ

  • 毎日新聞が新型コロナウイルス対策を巡り「最も評価している政治家」を調査した
  • 1位の吉村洋文大阪府知事と2位の小池百合子東京都知事はトリプルスコアだった
  • 吉村氏が矢継ぎ早に対策を打ち出したのに対し、小池氏がことごとく後手なのが原因とも

小池都知事真っ青…大阪・吉村知事に“支持率”惨敗でコロナ対策の主役陥落

小池都知事真っ青…大阪・吉村知事に“支持率”惨敗でコロナ対策の主役陥落

大阪に後れを取り続けてきた(小池百合子都知事と大阪の吉村洋文府知事=共同、右)/(C)日刊ゲンダイ

今ごろ、小池都知事は、毎日新聞の世論調査(6日実施)に大ショックを受けているのではないか。これまで政府との対決姿勢を打ち出し、再びスポットライトを浴びていたが、大阪の吉村洋文府知事に“支持率”で大惨敗したのだ。

  ◇  ◇  ◇

 新型コロナウイルス対策を巡り「最も評価している政治家」を聞いたところ、回答した575人中、吉村氏支持が188人と断トツ。2位の小池氏は59人で、トリプルスコアだった。

 理由はハッキリしている。吉村氏が矢継ぎ早に対策を打ち出したのに対し、小池氏がことごとく後手に回っているからだ。

 象徴的なのは、吉村氏が「大阪モデル」と銘打ち、5日に公表した出口戦略だ。「検査を受けた人に占める陽性者の割合(陽性率)が7%未満」などの3基準を、7日間にわたり達成した場合、「休業・外出自粛要請」を段階的に緩和する方針を打ち出した。一方、小池氏はいまだに具体的な基準を打ち出せていない。

 出口戦略の基礎データとなるPCR検査体制も、都は大阪の後塵を拝している。大阪が府内の保健所のデータを正確に吸い上げ、毎日、HPで公表しているのに対し、都は正確な数字を把握しきれず、HPで公表する統計も正確性を欠いている。

 軽症者が入るホテルについても、大阪は3月中旬から「入院フォローアップセンター」を立ち上げ、入院先の確保をいち早く検討。ところが、都は4月中旬になってようやくホテルの公募を始めるドタバタぶり。

■対策は後手後手

 致命的だったのが、3月中旬の3連休直前、吉村氏が厚労省の非公表資料を開示し外出自粛を呼び掛けたのに対し、小池氏は同様の資料が手元にありながらダンマリを決め込み、強く注意を呼びかけたのは、3連休後という後手後手ぶりだった。

「コロナ対策で小池知事が脚光を浴びたのは、グズグズしていた政府に比べ、先手先手で動いているように見えたからです。でも、よく考えたら、いきなり『ロックダウン』という単語を発して国民に衝撃を与え、政府に対して『はやく緊急事態宣言を出せ』と迫っただけのこと。その後は『大事な2週間になる』『ステイホーム』などと、安倍首相と同じように協力を訴えるだけです。大阪が先行して具体策を打ち出し始めたため、多くの人が『小池さん、大したことしていない』と気づいたのでしょう」(永田町関係者)

 都議会議員の上田令子氏はこう言う。

「知事は五輪延期決定後に突然、印象的な言葉を使うようになり、多くの広告まで打ち始めた。私はこの間の経緯、数億円の広告費の妥当性について議会で文書質問していますが、納得できるような回答はありません。あまりにも不自然で、国民も『おかしい』と気づいているのでしょう」

 結局、“自分ファースト”がバレたということだ。

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