石破氏に逆転され官邸激震 自民支持層の“アベ離れ”が始まった

石破氏に逆転され官邸激震 自民支持層の“アベ離れ”が始まった

石破茂元幹事長(左)に逆転された安倍首相(C)日刊ゲンダイ

安倍官邸に衝撃が走っている。これまで岩盤と考えられていた固いアベ支持層が、ついに“アベ離れ”をはじめた可能性が出てきたからだ。

 日経新聞が17〜19日に実施した世論調査によると、安倍内閣の支持率は43%、不支持率は50%だった。官邸に衝撃を走らせたのは、自民党支持層に「ポスト安倍にふさわしい人物は誰か」を聞いた回答結果だ。

 2019年5月以降、初めて石破茂元幹事長が安倍首相を抜き、首位に立った。自民支持層の22%が石破氏の名前を挙げ、安倍首相は6月の前回調査から7ポイント低下し、21%だった。安倍首相の強みは自民党支持者から熱烈に支持され、石破氏の弱みは自民党支持者の支持が弱いことだった。ところが逆転した。

 しかも、支持者ほど、早期解散に反対している。内閣支持層の75%が「解散は急ぐ必要はない」と答えている。官邸関係者がこう言う。

「石破さんに逆転されたあの調査には激震が走っています。もし、次回も同じ傾向だったら、安倍政権は一気にレームダック化する恐れがある。大きかったのは、内閣支持層の75%が早期解散に反対していることです。『解散している場合じゃないだろ』ということでしょう。これで秋の解散は難しくなった。やったら大敗しかねない。

 7年間も首相をやりながらレガシーを一つも残せない安倍さんにとって、唯一の自慢は、国政選挙6連勝です。7戦目に惨敗したら勲章が消えてしまう。こうなったら、どんなに支持率が下落しても来年秋の任期満了まで総理をつづけるしかないのではないか。安倍政権は解散も打てず、野垂れ死にコースに入った恐れがあります」

 安倍首相周辺にとって誤算だったのは、国民全員に一律10万円を給付しても支持率がアップしないことだという。10万円をプレゼントすれば、感謝されると計算していたという。いよいよ安倍政権の終わりが近づいてきた。

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