安倍首相ついに“がん説”まで…日程次々キャンセルで自民党騒然

安倍晋三首相に体調不安説 出席する予定だった会議や会合の中止が相次ぐ

記事まとめ

  • 安倍晋三首相の体調不安がくすぶり続け「がんが見つかったらしい」との情報まで流れた
  • 首相が出席する予定だった会議や会合が次々に中止となり、永田町は浮足立っているよう
  • 自民党の森山国対委員長は「心配ない」と不安を打ち消したが、誰も信用していないとも

安倍首相ついに“がん説”まで…日程次々キャンセルで自民党騒然

安倍首相ついに“がん説”まで…日程次々キャンセルで自民党騒然

安倍首相、官邸入りでは「お疲れさま」のひと言(C)共同通信社

夏季休暇から公務に復帰して2日連続の午後出勤。安倍首相の体調不安がくすぶり続けている。20日は一斉に、「がんが見つかったらしい」という情報まで流れた。

  ◇  ◇  ◇

 安倍首相の健康を巡って、永田町は浮足立ってきた。驚いたのは、安倍首相が出席する予定だった会議や会合が次々、中止となっていることだ。

 自民党は毎週火曜の定例役員会について、25日は「特段の議題がない」として取りやめを決めた。27日には、二階幹事長が主催して、安倍首相の連続在職歴代最長(24日に2799日となり、佐藤栄作の記録を塗り替える)を祝うパーティーが開かれる予定だったのに、それも延期となった。自民党の森山国対委員長が20日、「いろんな噂は出ているが、公務に復帰して淡々と職責をこなしているので心配ない」と不安を打ち消したが、誰も信用していない。

 さらに20日は、与野党議員の間に「安倍首相にがんが見つかった」という情報まで駆け巡った。それも2通りの説だ。

<亡父・晋太郎と同じ膵臓がんだった。これで秋は政局。9月の自民党人事の前に退陣。10月に新総裁で解散総選挙>
<大腸がんだった。米大統領選の行方を見定めて、12月退陣>

 安倍首相の健康問題が、9月下旬にも行われるとみられる自民党役員・内閣改造人事や解散総選挙と絡めて語られるようになり、早期の「退陣観測」が強まるばかりなのである。

人事を巡る政局も激化

 そんな中で安倍首相は20日、自身の後継の“最右翼”と目してきた岸田政調会長と官邸で20分会談。「『後をよろしく』と頼んだのではないか」との臆測を呼んだ。一方、二階氏と菅官房長官が昨夜、都内の日本料理店で会食。今後の政権運営をめぐる意見交換とされ、いよいよ「安倍退陣」を前提にした権力闘争に火がついた状況だ。

「9月の人事で総理は二階さんを幹事長から外したがっているが、二階さんは留任したいので、『安倍・麻生・岸田vs二階・菅』で牽制し合っている。しかし、体調悪化で、もはや人事どころじゃないだろう」(自民党関係者)

 政治評論家の野上忠興氏もこう言う。

「安倍首相は本来『日帰り検診』ではなく、1週間程度、入院して休養する計画でしたが、コトが大きくなるのを警戒して急きょ、変更した。ですが、むしろ大騒ぎになって、歯車が狂ってきた。党内政局は激しくなり、任期最後の人事も思うようにやれない。それらが、病気に大敵のストレスを、さらに抱え込む材料にもなっています」

 いつまで持つのか。

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