腰に激痛 安倍首相「持病悪化」で薬効かず…特殊治療の“時間稼ぎ”

安倍晋三首相、潰瘍性大腸炎が悪化し腰に激痛か 慶應大病院で特殊な治療法受ける?

記事まとめ

  • 安倍晋三首相は持病である潰瘍性大腸炎が悪化し、激痛に苦しんでいるとも言われている
  • 週刊文春によると首相は「腰が痛い」と漏らし、足腰へのダメージも相当なものだとか
  • 慶應大病院で、顆粒球吸着除去療法(GCAP)という特殊な治療法を受けているという

腰に激痛 安倍首相「持病悪化」で薬効かず…特殊治療の“時間稼ぎ”

腰に激痛 安倍首相「持病悪化」で薬効かず…特殊治療の“時間稼ぎ”

目力も弱くなってきた…(26日、首相官邸を出る安倍首相)/(C)共同通信社

「元気と言っていいのか分からないが、25日は普段と変わりない様子だった」――。26日の衆院内閣委員会で、安倍首相の健康状態について問われた西村康稔コロナ担当相の答弁は慎重な言い回しだった。しかし、2週連続の病院受診はやはり異例だ。安倍首相の持病悪化は、深刻なレベルになっている恐れがある。

  ◇  ◇  ◇

 安倍首相は28日に開く記者会見で自身の体調について話す予定だ。健康不安を払拭するつもりだろうが、果たして拭い切れるのか。持病である「潰瘍性大腸炎」が悪化し、「激痛」に苦しんでいるともいわれている。

 潰瘍性大腸炎は、免疫異常により大腸の粘膜に炎症が起こり、下痢や腹痛、発熱などの症状が出る。完治することはなく、国から難病指定されている厄介な病気だ。「まれに腰痛を引き起こすこともある」(医療関係者)とされる。27日発売の週刊文春によると、安倍首相は最近、周囲に「腰が痛い」と漏らしているという。第1次政権退陣(2007年9月)後、安倍首相本人は手記に〈(潰瘍性大腸炎を)発症すると腰痛も併発する〉と記している。腹痛だけでなく、足腰へのダメージも相当なもののようだ。

■歩幅狭く 足取りが重い

「以前と比べ、報道陣の前に姿を現す時の足取りが重い。歩幅が狭く、ヨタヨタして見えると永田町で話題になっています。やはり、腰の痛みを我慢しているのかもしれません」(永田町関係者)

 腰痛の深刻さを物語るのが、ここ最近、官邸から私邸に戻るまでの「所要時間」だ。文春によると、体に負担がかかる車の揺れを抑えるため、ゆっくり走っている可能性があるという。

 実際、日刊ゲンダイが4月1日からの首相動静をチェックしたところ、体調を崩したとみられる7月上旬までは官邸から私邸までおおむね十数分で到着し、20分を超えたケースはごくまれだったのに、7月上旬以降は20分を超える日が目立ち、8月7日は34分もかかっている。

 これまで安倍首相は、特効薬「アサコール」で症状を抑えてきたが、重なるストレスや疲労からアサコールが効かなくなっているという。

1回約1時間半の治療

 さまざまな薬を試した後、行きついたのが「顆粒球吸着除去療法(GCAP)」とみられている。GCAPは、難病の原因となる白血球を除去する特殊な治療法。1回の治療に約1時間半かかるとされ、効果が表れるまで10回ほど治療する必要があるという。慶応大病院に赴いた17日と24日にも治療を受けていたとみられている。

 しかし、GCAPを週1回ペースで計10回受けるとなると、10月までかかってしまう。そうなると、10月まで臨時国会を開けなくなる。本人は、10月になれば国会を開けるまでに回復すると期待しているのかも知れないが、このコロナ禍に2カ月も国会を開けない状態なら、潔く辞めるべきではないか。高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)が言う。 

「『病気』は一般的な退職理由となる『一身上の都合』に当たるものです。一国の首相といえど、長期間治療しなければならないほど深刻ならば、即座に辞任すべきでしょう。コロナ禍のさなか、現状のような『首相不在』状態が続いては国民の利益に反します。野党は一致団結して首相の統治能力や責任能力、体調管理能力を問うべきです」

 本人のためにも、“時間稼ぎ”はやめて、いっそ治療に専念した方がいい。


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