苦悩の岸田文雄氏…宮腰元大臣が痛飲転倒し救急搬送 派閥子分は不始末連発

苦悩の岸田文雄氏…宮腰元大臣が痛飲転倒し救急搬送 派閥子分は不始末連発

岸田文雄前政調会長は頭を抱えるしかない?(C)日刊ゲンダイ

“お公家集団”の一員とは思えない振る舞いだ。

 このコロナ禍に、自民党の宮腰光寛元沖縄・北方相(富山2区)が25日夜、富山市内のホテルであった会合に出席し、痛飲した揚げ句に転倒。右目の上を切り救急搬送された。

 大規模会合の回避を政府が呼び掛ける中、宮腰氏は漁業関係者30人超が参加した懇親会で、夕方5時半から約2時間にわたり会食。医療機関に迷惑をかけるとは、最低な議員だ。

 宮腰氏は過去にも“酩酊奇行”が話題になったことがある。「週刊文春」2018年11月1日号は〈「全裸でピンポン」現職大臣の実名〉と報道。07年のある日の深夜、議員宿舎でA議員の部屋のインターホンが鳴った。

 A議員の妻がのぞき穴から外を見ると、裸の男が立っており、妻の悲鳴を聞いたA議員がドアを開けると、既に全裸男の姿はなかったという。この全裸男こそが宮腰氏だった。当時、宮腰事務所は事実関係と、本人が酩酊状態だったことを認めていた。そんな迷惑議員の酒グセは、地元でも有名だ。ある自民党県政関係者はこう言う。

「宮腰さんはお酒が好きですからねぇ。普段は焼酎ロックを延々と飲んでいます。平時であれば問題ないのですが、懇親会が行われたのは、コロナ感染拡大への注意喚起のため県が『富山アラート』を発令した当日。皆、会合をキャンセルしたほどなのに、宮腰さんは2時間も飲んでいたというのだから、皆あきれてますよ。文春報道を引き合いに『裸にならないだけよかった』と冗談めかす人もいます」

宮腰氏はあらゆる問題に顔を出す“常連”

 宮腰氏といえば、政治とカネの問題が噴出した過去もある。宮腰氏の政党支部と資金管理団体が11〜16年、計約6000万円を後援会に移動。後援会は、支出についての詳細な報告義務がないため、政治資金の大半が“使途不明”状態だったと問題視された。目下、炎上中の鶏卵疑惑を巡っても名前が取り沙汰される。吉川元農相側に500万円を渡していたアキタフーズ前代表の手帳に、宮腰氏の名が記されていた。あらゆる問題に顔を出す“常連”なのだ。

 頭が痛いのは、宮腰氏が所属する岸田派会長の岸田文雄前政調会長だろう。80人規模の勉強会に出席し、自らコロナに感染した竹本直一元IT担当大臣に、後援会への計620万円の寄付が収支報告書に不記載だった国場幸之助衆院議員も岸田派所属。リベラルでクリーンな宏池会のイメージは見る影もない。秋の総裁選で惨敗だった岸田氏は子分たちの“奇行”に苦悩しているに違いない。


関連記事(外部サイト)