解散「秋」発言、実は本音? 菅首相の「言い間違え」が与野党に臆測呼ぶ

解散「秋」発言、実は本音? 菅首相の「言い間違え」が与野党に臆測呼ぶ

菅首相は4日の年頭会見でもまたまた「言い間違え」を…(C)共同通信社

衆院解散時期を巡るポンコツ首相の「言い間違え」が与野党を超えて臆測を呼んでいる。

 ついに緊急事態宣言の発令に追い込まれるなど、新型コロナウイルス感染が収束しない中、「つい、本音が出たのでは」との見方が広がっているのだ。

 4日午前の年頭記者会見で、菅首相は「秋のどこかで衆院選を行わなければならない」と発言。衆院議員の任期満了は10月21日。むろん、解散はいつでも可能だが、「秋」に限定した形となった。

 官邸報道室は直後に「秋までのどこか」に訂正。菅首相本人もこの日の夜に出演したBSフジの番組で「『秋までのどこか』と私、発言したと思っているのですけれども……」と釈明したが、翌日に自民党幹部は「本音だと思う。解散は当分ない感じ」と漏らした。

 時事通信の取材に「あそこでの言い間違いはあり得ない」と推測したのは二階派幹部。コロナのワクチンが普及するまで解散は難しいとの見方を示した。野党の間でも「秋までできない、というのが本音だ」との声が上がっている。

 ただ、同じ番組の終盤、まだ発令していない緊急事態宣言を「悩み悩んだなかで、発出させていただいた」と力を込めて言い間違えてしまうのが“ガースー・クオリティー”でもある。

 そもそも、菅政権が早期に行き詰まる公算は高い。言い間違え連発のポンコツが秋まで首相を続けていられる保証もなく、発言の真意を推し量るだけ時間のムダ。そんな暇があるなら、与野党問わず国会議員はもっと全力でコロナ対応に取り組むべきだ。

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