フジ外資違反「重大事案」=野党は参考人招致要求

フジ外資違反「重大事案」=野党は参考人招致要求

野党がフジ社長の招致要求へ

フジ外資違反「重大事案」=野党は参考人招致要求

会談に臨む自民党の森山裕国対委員長(左)と立憲民主党の安住淳国対委員長=6日午前、国会内

 自民党の森山裕、立憲民主党の安住淳両国対委員長は6日の会談で、フジテレビなどを傘下に持つフジ・メディア・ホールディングス(HD)が放送法の外資規制に違反していた疑いについて、「重大な事案だ」との認識で一致した。野党は金光修社長らの参考人招致を要求していく方針だ。

 森山、安住両氏の会談では、総務省が関係者に事情聴取した上で国会に報告するよう求めることを確認。森山氏は、同社幹部の参考人招致について、総務省の報告後に検討する考えを示した。

 フジHDの外資規制問題は、6日の衆院総務委員会でも議題となった。立憲の神谷裕氏は、武田良太総務相が事案をいつ把握したのかと追及。武田氏は「時系列について明確なものを準備している。現段階で詳細なコメントは差し控えさせてほしい」と述べるにとどめた。

 外資規制違反をめぐっては、放送関連会社「東北新社」の子会社が運営する衛星放送事業の認可を取り消すことが決まっている。フジHDが違反していた場合、総務相が同社の放送持ち株会社としての認定を取り消すかが焦点となる。

 自民党の総務相経験者は「フジテレビだと影響が大きい。取り消しにはならないだろう」との見方を示した。一方、立憲の福山哲郎幹事長は記者会見で、「(フジ側が)2014年に実態として違反を認識していた状況で総務省にどのように報告し、総務省がどう処理したかは大きな問題になる」と強調した。 【時事通信社】