大谷選手、国民栄誉賞辞退=「高み目指す」、打診は空振り

大谷選手、国民栄誉賞辞退=「高み目指す」、打診は空振り

記者会見する松野博一官房長官=22日午前、首相官邸

 米大リーグのア・リーグ最優秀選手(MVP)に選ばれたエンゼルスの大谷翔平選手が、国民栄誉賞の授与を打診されたものの辞退した。国民栄誉賞は、時の内閣が政権浮揚を目的に授与を検討することが多いが、大谷選手から「まだ早いので、今回は辞退したい」とやんわり断られ、空振りとなった格好だ。

 大谷選手は今季、投手として9勝を挙げる一方で46本塁打を放つなど、投打の「二刀流」で活躍。日本選手としてはイチロー氏=本名鈴木一朗=以来20年ぶりにMVPを獲得した。

 松野博一官房長官は22日の記者会見で「国民栄誉賞に値する大変な活躍だった。政府として祝意を表したいと(授与を)検討した」と説明。辞退の判断について「さらなる高みに向けて精進に集中するという強い気持ちと受け止めている。国民とともに来シーズン以降の一層の活躍をお祈りする」と語った。 【時事通信社】