4候補、維新と距離=従来路線との違い見えず―立民代表選

4候補、維新と距離=従来路線との違い見えず―立民代表選

立憲民主党代表選の候補者による討論会で、撮影に応じる(左から)逢坂誠二元首相補佐官、小川淳也元総務政務官、泉健太政調会長、西村智奈美元厚生労働副大臣=22日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ

 立憲民主党代表選(30日投開票)では、今後の国会対応をめぐり、日本維新の会、国民民主党とどう向き合うかも論点の一つだ。今のところ、出馬した4候補はいずれも、維新とこれまでより踏み込んだ協力関係を構築する姿勢は見せない。立民主導の野党国対の枠組みから離脱する国民との具体的な連携の在り方も曖昧で、候補の違いが見えにくくなっている。

 来月6日には臨時国会が召集される予定で、新代表は就任後速やかに自らの国会対応方針を打ち出すことになる。とりわけ重要なのは維新との関係だ。先の衆院選で議席を4倍近く増やした維新の存在を無視することはできず、議員立法への対応などで調整が必要になってくる。

 ただ、基本的に4候補とも、維新とは距離の開きが目立つ。西村智奈美元厚生労働副大臣は「私の思いとは、相いれないところがある。積極的な働き掛けは考えていない」と明言。小川淳也元総務政務官も「こちらから寄っていくことはしない」と慎重だ。

 泉健太政調会長は文書通信交通滞在費に触れ、「維新が問題点を発見した」と評価し、法案ごとの連携はあり得るとの考えを示すが、従来路線との差異は見えない。

 国民との関係については、「関係改善に努めたい」(小川氏)、「連携を模索したい」(西村氏)などと意欲を示すものの、いずれも具体的な方策は示していない。逢坂誠二元首相補佐官は「どこの党とも等距離で話し合いをしていく」と述べるにとどめている。 【時事通信社】