オスプレイの飛行再開容認へ

オスプレイの飛行再開容認=自粛要請から一転−防衛省

 防衛省は11日、国内での飛行自粛を求めていた輸送機オスプレイについて、飛行を認める方針を発表した。「(米側により)合理的な措置が取られ、安全な飛行は可能との説明は理解できる」と判断した。日米両国は、28日まで北海道で実施される日米共同訓練へのオスプレイ参加を調整している。
 政府関係者によると、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属のオスプレイ4機は11日午前、沖縄を出発。同日午後4時半ごろ、米軍三沢基地(青森県三沢市)に到着した。
 オーストラリアで5日に起きた墜落事故を受け、小野寺五典防衛相は6日、オスプレイの飛行自粛を米側へ要請。10日から始まった共同訓練においても自粛を求める考えを示し、参加が見送られていた。
 同省は、事故が陸上ではなく、より複雑な艦船への着艦時に発生したことや、米軍の初期調査で安全と結論付けられたことなどを根拠に、「安全に最大限の配慮をした飛行を求めることが妥当」との判断を下したという。