就活ルール「徹底を」=21年入社の扱い、経済団体に要請−政府

 政府は26日、2021年春入社組の就職・採用活動について、現行日程の順守を周知徹底するよう経済団体や業界団体に求めた。現在のルールは会社説明会を3年生の3月、選考面接を4年生の6月に解禁するなどの内容。ただ、要請には拘束力がなく、実効性は不透明だ。

 経団連は昨年秋、主に現在の大学2年生に当たる21年春入社組から就職・採用活動ルールを廃止すると決定。政府が代わってルールづくりに乗りだし、現行日程の維持を決めていた。

 要請は関係省庁の連名による書面で行われ、送付先は昨年の443団体から1133団体に拡大。20年の東京五輪・パラリンピック開催に伴い、地方学生の宿泊施設確保が困難になることや、ボランティア参加学生の研修と就活が重なることが想定されるとし、個別事情に配慮することも求めた。 【時事通信社】