日イラン会談・安倍首相発言要旨

 【テヘラン時事】安倍晋三首相が13日、イラン最高指導者ハメネイ師との会談後、記者団に語った内容の要旨は次の通り。

 先般トランプ米大統領と会談した際、トランプ大統領からは『事態のエスカレートは望んでいない』との発言があった。(トランプ)大統領がどのような意図を持っているのか、私の見方として、ハメネイ師に率直に話した。

 緊張の高まりが懸念され、互いに複雑な国民感情があるが、そうした状況だからこそ、関係国のトップ同士がともに緊張緩和に向けた意思を持っていることが極めて重要だ。

 (12日に会談した)ロウハニ大統領からは「戦争は望んでいない」との明確な発言があった。本日はイランの最高指導者であるハメネイ師と直接お目にかかり、平和への信念を伺うことができた。これはこの地域の平和と安定の確保に向けた大きな前進であると評価している。

 また、ハメネイ師からは、核兵器を製造も保有も使用もしない、その意図はない、するべきではないとの発言があった。緊張緩和に向けた道のりは大変困難を伴うものだが、この地域の平和、世界の平和と安定のために、これからも努力を重ねていきたい。 【時事通信社】