「25年の崖」克服へ新指針=情報処理改正法が成立

 今後数年間で企業のITシステムが陳腐化し、日本の産業競争力が失われる「2025年の崖」問題の対策を盛り込んだ情報処理促進改正法が29日、参院本会議で可決、成立した。政府がシステム維持・管理の新指針「デジタルガバナンス・コード」を新たに策定。優れた取り組みを「DX格付け」として認定し、企業に効果的なシステム更新を促す。

 また、情報処理推進機構(IPA)の権限を拡大。共通の技術仕様の開発や専門家の育成を推進するほか、政府が調達するIT関連サービスの安全評価も徹底する。サイバー攻撃に備える専門家の国家資格も更新制とし、能力の維持に努める。 【時事通信社】