北方領土「防衛出動できるか」=丸山穂高氏が質問主意書

 政府は29日、北方領土への防衛出動に関し、「北方領土は自衛隊が対処すべき問題として扱うのではなく、領土問題を解決して平和条約を締結するとの基本方針の下、粘り強く取り組んでいる」とする答弁書を閣議決定した。NHKから国民を守る党の丸山穂高衆院議員が質問主意書で、「憲法解釈上、北方領土に防衛出動はできないとの認識か」とただしたのに対し答えた。

 丸山氏はこれまでに、戦争による北方領土や島根県・竹島の奪還に言及。質問主意書で竹島をめぐっても同様に質問した。

 答弁書は、米国の対日防衛義務を定めた日米安保条約第5条の適用対象かどうかについて、「現在の北方領土は、現実にわが国が施政を行い得ない状態にある」との従来の見解を示した。

 竹島への防衛出動については、「平和的解決を図るため、粘り強く取り組んでいる」と答えた。 【時事通信社】