首里城、26年復元目指す=防火徹底、政府が工程表

首里城、26年復元目指す=防火徹底、政府が工程表

首里城復元のための関係閣僚会議で発言する菅義偉官房長官(右から2人目)=27日午前、首相官邸

 政府は27日、首里城(那覇市)の復元に関する関係閣僚会議を首相官邸で開き、昨年10月に焼失した正殿を2026年までに復元することを目指すとした工程表を決定した。火災の教訓を踏まえ、スプリンクラー設置など防火対策の強化にも取り組む。

 工程表によると、来月以降に正殿復元の設計に入り、沖縄県の本土復帰50周年に当たる22年中に本体工事に着工。初期消火を徹底するため、スプリンクラーや最先端の自動火災報知設備を設置する。木材調達は国産ヒノキを中心とし、希少材の沖縄在来樹種も可能な限り使用するとした。

 全焼した北殿や南殿などの復元に向けた検討に速やかに着手することも盛り込んだ。

 議長を務める菅義偉官房長官は会合で、「首里城は沖縄の誇りとも言える極めて重要な建造物だ。関係閣僚は密接に連携し、予算を含め必要な措置を講じてほしい」と指示した。 【時事通信社】