20年度予算が成立=総額102兆円、補正編成本格化

20年度予算が成立=総額102兆円、補正編成本格化

2020年度予算が賛成多数で可決、成立した参院本会議=27日午後、国会内

 一般会計総額が102兆6580億円と過去最大の2020年度予算は27日午後の参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。大企業にベンチャー投資を促す減税措置などを盛り込んだ税制改正関連法も成立。これを受け、政府は新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受ける日本経済の下支えに向け、追加経済対策を盛り込んだ補正予算案の編成作業を本格化させる。

 予算成立を受け、安倍晋三首相は28日夕に首相官邸で記者会見する。追加経済対策の基本方針を説明するとみられる。

 首相は27日、新型コロナウイルスの経済への影響に関する集中ヒアリングに出席。「前例にとらわれることなく、強大な経済・財政政策を実行していきたい」と語った。

 20年度予算は19年度当初予算に比べ1.2%増えた。当初予算が100兆円の大台を突破するのは2年連続。高齢化による医療費増、幼児教育・保育無償化などで社会保障費の総額は5.1%増の35兆8608億円。防衛費も、宇宙やサイバーなど新領域での防衛能力強化のため1.1%増の5兆3133億円となった。 【時事通信社】