「長官辞めたい」何度も=菅氏会見3213回

「長官辞めたい」何度も=菅氏会見3213回

記者会見する菅義偉官房長官=14日午前、首相官邸

 菅義偉官房長官の首相官邸での記者会見が14日、3213回に達した。自民党新総裁選出後は日程の都合上難しくなるため、同日午前が最後になる見通し。これまで官房長官を辞めたいと思ったことはあったか問われると「何回もある」と明かし、与野党が激しく対決した2015年の安全保障関連法審議を挙げ「眠れないことはたびたびあったが、1日明けると雰囲気が変わっていた」と振り返った。

 官房長官の会見には平日の午前、午後の定例会見と大規模災害発生時などの臨時会見がある。菅氏の長官在職日数は歴代1位のため、会見回数もトップだ。

 14日は失言しないことから「鉄壁」とも評された回答ぶりについて尋ねられ、「全て発言しないで、ある程度余裕を残して説明するのが良かったのでは」と分析した。定番の「指摘は当たらない」との答え方が説明不足と批判されたが、「そうしたことを含めて、会見はなかなか難しいとずっと思い続けている」と述べた。

 新元号を発表した官房長官が首相に就くのは「平成」の小渕恵三氏(故人)に続き2人目。菅氏はこれについて「(元号発表は)運命みたいなものを感じた」と語った。 【時事通信社】